#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

「サッポロ一番 名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ」で魚介の塩の味を知った。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のラーメンハンガーストライキへと昇華したラーメン断食は今日で、88日目だ。ラーメン断食100日を迎えたらボクはプロのラーメン断食家を襲名する。100日まであと12日だ。まったく危なげがない。納得の安定感。安定の横綱相撲であと12日を寄り切りたい者です。

 さて、ボクは外でラーメンを食わないラーメン断食を続けているわけだが、家でラーメン食わないとは一言も言っていない。だからカップ麺買ってきて食べたり、袋麺をアレンジして食べたり、自家製麺でてきとーな煮干しラーメンつくったりしながら家でラーメンを食べている。

 ボクはコンビニに週にかならず一度は足を運び、日々入れ替わり立ち替わり入荷される新しいカップ麺をチェックしている(もちろんウェブのニュースで確認したりもしているし、メーカーのプレス等も見ていたりしているが、実物を見るのが手っ取り早いのだ)。カップ麺を食べるのはある意味ボクの趣味なのだが、塩分には気をつけなければいけないし、あまり何でもかんでも買うのはお財布にも優しくはない。だからできれば少しでも安いところで買いたいところではあるのだが、今このとき一番新しいカップ麺に出会えるのはコンビニ。旬のカップ麺に出会えるのはコンビニなのだ。だから大抵カップ麺を買うとしたらコンビニになってしまう(その点、唯一の例外がカップヌードルのオリジナルである。最強のカップ麺であるカップヌードルのオリジナルはバルクでネットで買っている)。

お店に行きたくなるかもしれないという期待で買ったカップ麺を食べることにした。

 さてそんなボクの家に数あるカップ麺のストックを消費していこうというわけなのだが、今回消費することにしたのは「サッポロ一番 名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ」というわけだ。1996年に彗星のごとく現れた三大ラーメン店「青葉」「くじら軒」「麺屋武蔵」の一角である「くじら軒」のカップ麺だ。魚介だしを2倍(※2008年1月発売品比)との表記がある同カップ麺は2008年にも発売されていたようであるが、ボクは多分そのときは食べていない。そしてなによりそもそも塩の魚介ラーメンで有名な「くじら軒」のお店そのものにボクは行ったことがない。だから、このカップ麺の魚介だしが2倍かどうかよく分からないし、お店の味と比べてどうかということも分からない。では、ボクが何でこのカップ麺を買ったのかと聞かれたら、もしこのカップ麺を食べてみて驚きがあったら、実際のお店の方に行ってみるモチベーションが高まるかもしれない(ラーメン断食100日を過ぎた後にいつか行きたくなるかもしれない)と思ったからに過ぎない。

 「限定」をやたら煽っている感じのするパッケージにはあまり好感は覚えなかったのだが「くじら軒」という名前に惹かれて買ってしまった。

 ちなみにボクは休日のおやつ代わりにカップ麺を消費することが多い。そういったわけで今回も、とある休日のお昼すぎにおやつ代わりにこのカップ麺を消費したというわけだ。ティファールのポットで湯を沸かし、湯が沸くまでの間にカップ麺のビニールの包装をはがし蓋の上の特製調味油を剥がし、カップを半分開けて待っていた。湯が沸いたら、カップ麺に湯を注ぎ、AppleWatchに「Hey Siri!」「3分のタイマー」で3分待つ。この手持ち無沙汰な3分間の間にレンゲとラーメン箸をとってくる。Apple Watchが震えて3分が経過したことを告げ、ボクはカップを全部剥がして、剥がしておいた特製調味油を注ぎ、レンゲで混ぜた。出来上がりだ。

「サッポロ一番 名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ」でくじら軒の本店に行ってみたくなった。

 Google検索でくじら軒を画像検索してでてくるイメージと見た目のイメージはだいぶ異なる。メンマやかわいらしいレトロなカップ麺特有のナルトが目を惹いたがきっとこれはお店の味とは天と地の違いがあるだろう。あまり参考にはなるまい。麺もカップ麺の麺の域を出る印象は伺えない。やはり、スープが売りなのだろうなとレンゲでスープをすくってまずは一口飲んでみる。正直、これには少し驚いた。魚介の「塩」というのはこういう味がするものなのかという新鮮な驚きがあった。2008年の発売品をボクはおそらく食べていないので魚介だしが2倍なのかどうか分からないがこのスープは贔屓目なしにボクには新鮮だった。ちょっとしたアハ体験というやつだ。

 これはいい意味でボクにとっては見込みが当たった。カップ麺がお店の味を凌駕しているということなどまずない。カップ麺で驚けたのであるから、お店を訪れてお店の味を味わってみたくなった。ラーメン断食100日を達成できたら、いつかボクはくじら軒に行ってみたい。

 余談だがカップ麺の塩分量はかなり濃いので注意が必要だ。このカップ麺も「食塩相当量:7.1 g」とのことだった。ボクはスープは最初の一口以外はほとんど飲まなかったということだけ留め置きたい。

(くじら軒本店の最寄り駅はセンター北駅(神奈川県横浜市)のようだが、渋谷から行く場合は鷺沼駅(田園都市線)からバスで行くことをサジェストされる。決して東京からだとアクセスが便利というわけではないようだ。無理をせずセンター北に何か行く用事があった時に行くのがよさそうだ。お題「復習らーめん。」によせて書きました。)