#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

東京都知事選2020の投票日前に「女帝 小池百合子」を読了することができてよかった。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

東京都知事選2020の投票日前に「女帝 小池百合子」を読了することができてよかった.

 明日(2020年7月5日)はボクの暮らしている東京都において東京都知事選の投開票が行われる日である.

 現任の都知事は小池百合子氏でその小池百合子氏が再選する可能性が高いと言われている.

 ちなみに小池百合子氏の都政はボクに言わせると最低なもの(都知事になる際に公約としていた7つのゼロが成果ゼロだったことだけでも十分最低な理由には足りるとボクは思っている)であり,もうさらに4年の長い期間に渡って日本という国の中枢である首都東京の行政を担ってほしくはないと思っているわけなのだけれど,もしも本当にそれでも小池百合子氏が再選してしまったならば,都民には皆あまねく自らの代表を選ぶセンスがないと言わざるを得ない.しかしザンネンながらもしも小池百合子氏が都知事に再選してしまったならば,ボクはそれを受け入れざるを得ないのである.どんなにそれが公約成果ゼロの危険人物だったとしてもである.

 閑話休題.

 さて,とはいえである.もう一度大事なことなのでたっぷりと書いておくわけなのだけれど,ボクがどんなに現任の都知事である小池百合子氏を危険人物視して不信任を決め込もうとも,次の都知事に再選してほしくないと思っていようとも,都民の意思によって小池百合子氏が再選してしまったならば,さらなる4年の危険人物のいともたやすく行われるえげつない施政の下,東京で暮らしていかなければならないわけなのである.なぜならボクは東京生まれ神奈川そしてアメリカ育ち,大人になってまた東京に戻ってきた生粋のシティーボーイだからである.ボクは東京を愛しているのである.だからボクは東京を離れるわけにはいかぬ.東京に縁もゆかりも愛着すらもない芦屋のお嬢さまの出る幕こそがそもそもないのである.

 というわけでボクは次の4年間,東京で生きながらえるために,敵を知るための資料として話題となっている「女帝 小池百合子」を読んだ.

 少々「女帝 小池百合子」のネタバレをすると本書の前半は小池百合子氏が社会に出るにあたっての自らの実力をアッピールする際の拠り所としているカイロ大学を主席で卒業したという経歴の詐称の可能性が濃厚であるということを,小池百合子氏がエジプトに暮らしていた際に同居していた女性の証言によって紐解いていく内容になっている.

 ちなみにザンネンなことに小池百合子氏がカイロ大学を主席で卒業したかどうかはさておき,卒業したということに関しては小池百合子氏が卒業したとされる社会学科ではなく日本語学科が窓口になって問い合わせがある都度「確かに小池百合子氏はカイロ大学を卒業しております」と答えるそうなので,どんなに小池百合子氏とエジプトで同居していた女性が「小池百合子氏がカイロ大学を卒業しているはずがない」と証言し,かつ小池百合子氏自身が公刊している書籍の中で時系列的に矛盾が生じる内容が多数書かれていたとしても小池百合子氏がカイロ大学卒業という経歴を詐称しているということを証明することは難しいし,事実この「女帝 小池百合子」においてもその詐称疑惑を詐称であるという証明をすることはできていない.

 しかしこの本の中盤以降になると小池百合子氏がワールドビジネスサテライトのキャスターから政界入りして日本新党,新進党,自民党と渡り歩き,環境大臣や防衛大臣を担った際にどんなことをしたのか,東京都知事としてなにをしてきたのかであったりという「事実」が書かれていたものであるから,その「事実」に関してはボクが今後,東京で暮らしていく上で小池都政から命を守るためにたいへんに役に断ったと思ったものである.

 ちなみにボクの印象に深く残ったエピソードは小池百合子氏が環境大臣の際に水俣病にもアスベストには無関心だった一方でクールビズやエコバッグには興味津々だったこと,都知事になったあとには「二兆、三兆と。お豆腐屋さんじゃないんです」と東京五輪の費用圧縮を声高に叫んでいた一方で実際にはスズメの涙ほどの費用しか削減できなかったこと,豊洲移転問題では多額の費用を投じて豊洲の土壌汚染の調査および土壌汚染の浄化工事を行い,結果として土壌汚染が解決されなかったにも関わらず「築地は守る豊洲は生かす」となんだかよくわからないことを主張して豊洲移転を強行してしまったことなどである.

 そしてこういった支離滅裂な政治は今も現在進行形でコロナ禍における休業要請やら東京アラートの運用にも如実に現れているものなのである.小池都政は支離滅裂ななんだかよくわからないことが起きるものであるという前提を知っておくという意味でこれらの復習はボクにはたいへんに役に断った.

 最後にまとめると本書でよく理解できるのは小池百合子氏には政治に対する確固たる思想や信念などといったものはミジンコのチンチンほどもなく昨日と今日で言ってることが全然真反対といったことがままあるということである.

 そしてそれは端的に言えば小池百合子氏は典型的なサイコパス性の強い人物であることが分かるということである.確たる根拠もなく自信満々で,平気で嘘をつくことができ,一方で普通の人であったら恐怖心で躊躇してできないことをやってしまうということができるのは典型的なサイコパスのそれである.そしてそんな人物が危険人物でないわけはないのである.

 ちなみにもちろんサイコパスの中には本当に実力があり,恐怖心が常人よりも薄いゆえに果敢に常人ではできないことができてしまう天才もいるわけではあるのだけれど,小池百合子氏がそうでないことはこれまでの都政における成果ゼロ,レスザンゼロを冷静に振り返れば分かる話であるものであるから,ただの嘘つきサイコパスには騙されないように気をつけなければならないということをボクは本書で気持ちも新たに肝に銘じたわけである.

  というわけで「女帝 小池百合子」を読んだことによってよりより小池百合子氏への不信任の思いを強めたボクは明日の都知事選で小池百合子氏の不信任だけはすでに決まっているのだけれど,では他のどの候補にボクの清き一票を投じるのかは未だに決められていないものである.とりあえずいくら不信任の御仁が優勢だからといって諦念によって「スーパークレイジー」を名乗るなんだかよくわからない御仁やら「コロナはただの風邪」などとなんだかよくわからないことを主張している御仁といった泡沫候補に清き一票を投じてしまうような愚行をおかすことだけはしないように気をつけたいと思っている.

ーー以上である.なにはともあれ東京都に暮らす賢明なる有権者の皆様はソーシャルディスタンシングにだけは気をつけて皆あまねく明日は都知事選に投票しに行きましょう.それではさらばだ,諸賢!また会おう!!

《本稿は「最近気になったニュース」によせて書きました.》