ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、そして何よりも平和を愛するボクは、ラーメンと睡運瞑菜350g、そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わないラーメンハンガーストライキと言うナンだかよくわからんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
ラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは200日超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家である。
読者諸賢は神田に「さぶちゃん」なるラーメン店があったのをご存知だろうか?
読者諸賢はT都の神田に「さぶちゃん」なるラーメン店があったのをご存知だろうか?正直に言わせてもらうならばボクは知らなかった。厳密に言えば半チャンラーメン発祥のお店があるらしいことはどこかで聞いたことがあったのだが、それがその「さぶちゃん」なるラーメン店であるということを知らなかったのである。
ラーメン俗世にはラーメン評論家なるナニをメシの種にしているのかよく分からん評論家が存在する。ラーメン食うことをメシの種にしているようであるが、その活動の詳細たるや定かでない。というかそんな活動にプロのラーメン断食家であるボクは興味がない。しかし、そんなラーメン評論家には独自の情報網があるらしい。ボクはそんなラーメン評論家の一人のツイートから上述の「さぶちゃん」なるラーメン店が閉店したことを知ったのである。
ちなみにボクはラーメン評論家がナニを普段評論しているのかは知らないが、その「さぶちゃん」なるラーメン店が閉店したことをコウカイしたのであれば、しかるのち「さぶちゃん」なるラーメン店がどういったお店で、どういった経緯で閉店したのかについて評論するのかな、と思っていたのであるが、どうやらそういった評論はしないようである。ボクはその評論がインターネットにコウカイされるのを丸一日待っていたのだが、一向にその評論が書かれる様子はなかった*1。
しかし半チャンラーメンの発祥の店が閉店というのであれば、プロのラーメン断食家とは言えボクも興味があるものだ。だからボクはgoogle:さぶちゃん 閉店 理由でGoogle検索してみたのである。
そこで見つけたのが上記の東洋経済オンラインの記事である。これまたラーメンミュージシャンなる謎の肩書をもったオッサンの書いた記事であるらしい。それにしてもラーメンミュージシャンとは一体何か、ラーメンなのかミュージシャンなのかナンだかよくわからんものである。しかしラーメンミュージシャンがナンなのかについて考察することは本稿の主旨を逸脱する。ボクはラーメンミュージシャンがナンなのかについて考察しそうになるムニャムニャをオトナらしく耐えた。
ところでこの記事「さぶちゃん」というラーメン店が閉店したという話の発端からナゼか半チャンラーメンが衰退しているというナンだかよくわからん方向に展開する記事である。半チャンラーメンが衰退するかどうかはボクにとってはこの際どうでもよいのである。ボクが知りたかったのは「さぶちゃん」なるラーメン店がナゼ閉店したのかであり、半チャンラーメンが衰退しているか、していないかではないのである。ちなみにボクに言わせれば半チャンラーメンが衰退しているのではなく所謂創業何十年という町の中華料理店といった業態が衰退しているのであり、ラーメンとチャーハンをセットで食うという文化は需要があるかぎり回転すしチェーンなどでも生き残っていくと見ている。仮に外食メニューから半チャンラーメンが消えたとしてもどうしても食いたければウチで作って食えばよいのである。
話が脱線してしまったがボクが知りたかった本題の「さぶちゃん」なるラーメン店がナゼ閉店したのかについては前述の記事より推察の糸口をつかむことがデキた。前述の記事中に「1966年に店主の木下三郎さん(さぶちゃん)が開いたお店だ。」とあるように、どうやら店主の木下三郎さんがかなりの御高齢ということのようである。同様に前述のGoogle検索の結果の中には木下三郎さんらしきお写真をコウカイしているものもあった。木下三郎さんが御高齢であることは間違いなさそうである。
そしてボクは店主の木下三郎さんがかなりの御高齢であるということから「さぶちゃん」なるラーメン店の閉店は後継者不足によるものであったとボクは推察した。しかし他に理由に言及している記事は見つけられていないので、真相は定かでない。
半チャンラーメンとは食べ方の文化。その文化が廃れないかぎりどこかでそれを提供するお店はあるだろう。
余談であるが、昨今、人手不足や後継者不足による企業の倒産が増えている。飲食店、特におじいちゃんやおばあちゃんが趣味でやっているような町の中華料理店などは人手不足というよりも後継者不足でおじいちゃんやおばあちゃんが営業をデキなくなった時点で閉店となるところは多くなっていくことであろう。
ましてや新規に開業されるラーメン店はボクに言わせればナンだかよくわからんムニャムニャを提供する意識他界ラーメン店ばかりである。町の中華料理店という業態は今後自然消滅していくことを余儀なくされていくだろう。しかるのちラーメン店で半チャンラーメンがメニューから消えるかどうかについては定かでない(半チャンラーメンが商標登録されているという理由でメニューに書けないならチャーハンセットとでも書けばよいだけである)。繰り返しになるが前述したとおりボクは半チャンラーメンとは食べ方の文化であると思っている。その文化が廃れないかぎりどこかでそれを提供するお店はあるだろうし、なくなったとしてもウチで作って食えばよいだけである。将来、町の中華料理店が絶滅し半チャンラーメンが意識他界ラーメン店のメニューに載ることがなかったとしても、そんなことはボクに言わせればさしたる問題ではないのである。
本稿でボクが語りたかったことは以上である。それではさらばだ諸賢、また会おう!
(アイキャッチはチャーハン・焼き飯のイラスト。一口にチャーハンと言ってもその種類は豊富であり半チャンラーメンのラーメンの付け合せとなるラーメンもお店によって様々である。個性あふれる町の中華料理店がその数を減らしていくとラーメンとチャーハンの組み合わせはかなりステレオタイプな一択ものになりそうである。/個人経営の飲食店は気づいたらいつの間にかなくなっていることが多い。そして閉店のお知らせは張り紙一つで「閉店します。」と完結に綴られるのみで、閉店の理由については明かされないこともまたザラである。閉店の理由は様々であり、かならずしも閉店はネガティブなものではないとボクは思っている。特にご愛顧を謳って閉店する際などは閉店の理由を正直に明かしたほうが常連客をモシャモシャさせずによいようには思う。とは言え、閉店理由を明かすか明かさないかはお店の自由である。/本稿はお題「ラーメン界の噂。」によせて書きました。)
*1:丸一日経過して以降にラーメン評論家がその評論を行ったかについてはボクは調べていない。本稿を書くにあたっては必要のない話だからである