#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

けんすう氏の「LINE BLOGの設計が秀逸すぎる件について考察」を読みました。

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 いつもこのブログを読んでくれている方はこんにちは。初訪の方ははじめまして。フミコフミオインスパイアの文体でらーめんについて綴る(って最近あまりらーめんそのもののことを書いてないけど)らーめんおじさんだよ。ピース。

lineblog.me

 先日、上述のけんすう氏のブログエントリがホットエントリ入りしていたので読んでみた。

 結構本音で忌憚ないことを書かせていただく。正直上述のエントリ、氏が言っている LINE BLOG の設計が秀逸と言っているポイントがわたしにはさっぱりわからなかった。もしかしたらわたしのようならーめんおじさんはらーめんの食べ過ぎで脳みそがゲシュタルト崩壊してるから氏の高尚な説明が理解できなかったのかもしれない。だとしたら申し訳ないので先に氏には謝っておきたい。申し訳ない。面目次第もございません。

 さて、わたしの解釈では氏が当該エントリで言っている LINE BLOG の設計が秀逸(なんの設計なのかがそもそもよくわからないのだがブログプラットフォームとしての設計でよいの?)だと言っているポイントは以下の2点なのではないかな、と思っている。

  • モバイルのみからのブログエントリをポストに書き手をバインド。
    • 書き手視点でおいしい???
  • LINE のエコシステムにユーザ(書き手/読み手)をロックイン。
    • 書き手は書いたエントリを幅広いLINEのユーザに読んでもらえる。
    • LINE側の視点ではブログの読み手をLINEエコシステムにロックインできる。

 これ、わたしの解釈の間違いだろうか。違っていたら氏にはぜひ当該エントリそのものをリライトするなり、続編を書くなりして是非教えて欲しい(もうすこし簡潔におねがいしたいところではあるが)。ちなみにこの2つ、たしかにLINE側の視点からみたら秀逸なビジネスのスキームなのかもしれないけども、これって一般のユーザ視点からみて何が秀逸なのですかね?

 とくにブログの読み手ではなく書き手という意味でのユーザのニーズって自分のエントリを読んでもらうことなのでしたっけ?けんすう氏はnanapiを売却して金銭的に余裕があるから庶民感覚を完全に失っているということだろうか(失礼だが、一般パーリーピーポーなわたしからするとそんな印象を受けてしまった。氏の実生活のことはよく知らないので勝手にゲスの勘ぐりをして申し訳ない)。少なくともわたしに関して言えば、わたしがブログを書く理由はお金がほしいからなんだが。このブログ、儲かってないけどね(もちろんすべてのブロガーがお金ほしさにブログを書いているとまでは言わない。何かを世の中に純粋に訴えたい人もいるだろうし、ただただLikeがほしくてほしくて震えてる西野カナが心の中に棲んでいる承認欲求の塊のようなブロガーもいるのかもしれない。そういうブロガーには読んでもらえることが第一にあるのはもちろんわたしにも理解はできる)。ちなみにお金ほしさにブログを書くという需要が大きいのは定期的にブログでの収益公開とかいう他人には一得にもならないエントリが定期的にバズるところからも分かる。あともちろんニワトリとタマゴ的な解釈もあって、ブログでお金を儲けたかったら、例えば仮に Google Adsense で儲けようと思うならまずは書いたブログを第三者に見に来てもらう必要があるわけなので、読んでくれるかは別として見に来てもらう機会が増えるというのはおいしい。それも理解できる。

 というわけで、わたしの本質的な疑問をブッこませてもらおうと思う。LINE BLOG の秀逸な設計とやらはブログの書き手は儲かるの?という話だ。当該のエントリを読む限り、どこに書き手が儲かる要素があるのかさっぱりわからない。 企業側(LINE)は儲かるかもしれないけど、書き手はどこで儲かるの?書き手が書いたエントリを読まれる仕組みが秀逸というのは読んでわかったけど、書き手が儲かるポイントはどこにも書いてなかったんだよね(書いてあったのなら申し訳ない)。

 芸能人に関して言うとそもそも一ポストいくらとか入稿料もらっていたりとかするし、宣伝にもなるので(宣伝になるからマーケティングだと割り切って入稿料タダの人もいるかもね)そりゃあ LINE BLOG で書くメリットがあるのだろうけど、中堅の書き手がLINE BLOGに移りたくなる理由が分からない。そりゃもちろんLINEのネットワークを活かして読まれる機会が増えるということなのかもしれないけど、じゃあ移転前より流入増えるの?SEOからも流入させずらくなっているのでしょ???それで彼ら/彼女らはLINEにきて儲かるの????

 もし書くだけで読まれて儲かるっていうなら人生はイージーゲームだよね。はあちゅう氏とかイケハヤ氏とかに煽られても涼しい風で無視できる。さいっこー。そういうこと?

 個人的には当該のエントリはLINE BLOGを使っているけんすう氏のステマにしか映っていない。ただそのステマすらモバイルからのみの投稿をアッピールしたWebフォントが読みにくかったり諸々でわたしには魅力がさっぱり伝わらなかった。あとそもそも論に戻るわけだが冒頭に述べたとおりけんすう氏の言うLINE BLOGの秀逸な設計とやらがさっぱり分からない。いまどき特定の企業にバインドされたりロックインされたりするのって秀逸って言えるの???ロックロールな毎日を送っているフミコフミオさん( id:Delete_All )ならうれCっていうかもしれないけど、わたしはロックインされるのいやなんだが。

 最後の最後でいまさら気づいたのだけど、らーめんブロガーなのに何もらーめんのこと話さなかったね。ごめんね。おっぱい!

 お詫びと言ってはなんだが、わたしの復習らーめんエントリへのリンクでも貼っておこう。

ほぼ日らーめん>復習らーめん

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(ちなみにこのブログはらーめん店でらーめんがでてくるのを待ちながらはてなブログのiOSアプリを使いながら空き時間で書かれたりした。PCも使用。投稿は予約投稿。所要時間30-40分。)

余談

文字通りの余談だが、個人的には物書きの収支の話に関して言うと下記の作家の収支 (幻冬舎新書)という本が赤裸々に文章を書いて生計を立てている人間(しかも成功者)の実態を公開してくれていて面白かった。

少なくともわたしがブログプラットフォームとして秀逸な設計だと思うモノがこの世にできるとしたら、それはこのようなプロの書き手でなくても書きたいことをテキトーに日々綴るだけでそれなりの収益が得られるシステムのことを言うのではないかなあ、と思う。

ちなみにこの本と思われる本の著者紹介欄をわたしが勝手に文章のシショーと仰いでいるフミコフミオさんがインスタとツイッターにうpしていた。

たしかに正直すぎるw そう、わたしたち一般パーリーピーポーはお金がほしいからブログ書くんだと思うんですよ。少なくともわたしはそう。現時点でこのブログはまったく儲かってないんだけどね。きっつー。

ちなみにこの著者(森博嗣氏)でおもいだしたのだが、下記のようなエントリも以前書いてたんだよね。ご興味あれば。

www.hobonichi-ramen.com

了:4699文字

※ちなみにアイキャッチは溶けるお金のイラスト(一万円札)。投資に失敗して溶かしたお金が消えていく様子を描いたイラストとのことだが、そういう意味合いでは今回は使っていない。わたしの意図するところは読まれる方のご想像にお任せしたい。いらすとやさんにはいつも感謝。