#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

働かないことばかり注目されている日本はもうダメらしいけれど、それならば意識高いウチの会社はスタッフを働かせることばかり注目しているので大丈夫。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1参照*2
 
 外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

働かないことばかり注目されている日本はもうダメらしいけれど,それならば意識高いウチの会社はスタッフを働かせることばかり注目しているので大丈夫.

 今日は2018年11月30日の金曜日.お忘れの諸賢もあまたいるやもしれないが驚くなかれプレミアムフライデーである.ちなみにボクはニッポンのドコカの企業につとめるサラリーメンであるわけなのだけれど,ウチの会社ではプレミアムフライデーが開始された2017年2月から一度たりともプレミアムフライデーという月の最後のフライデーくらいは午後3時で汚仕事を切り上げて週末のんびり休みをエンジョイしようというチャラチャラした働き方改革,ともすれば休み方改革には迎合せず硬派にもプレミアムフライデーフルタイム勤務を貫いてきたものである.

 ちなみにウチのラスボス様(CEOのこと)がプレミアムフライデーについて言及しているところを耳にした記憶がないのだけれど,意識他界系のワークワークバランスという持論をおもちのラスボス様がプレミアムフライデーを知らないはずはないと思っているものである.しかしラスボス様が本当にプレミアムフライデーを知らないのかどうかについて気軽にラスボス様にクエスチョンしてみることは刑事訴追の可能性こそないが,ボクのサラリーメンライフがそこはかとなくクビチョンパになるリスクと隣り合わせである可能性がゼロではないのでボク自身がお聞きすることについては差し控えたい.そしていつかブチョーをボクの身代わりにして聞いてみたいと画策しているということはここだけのヒミツにしておいてほしい.

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 閑話休題.

 実は先日,ボクは上記の記事を読んだ.連載モノの第1回目だというのにタイトルの言質のあまりのゴーリキさにインターネッツが騒然としていたものである.

 筆者のメン曰く,来年(2019年)4月1日の働き方改革関連法が順次施行されることにより「時間外労働時間の規制強化」「年次有給休暇の確実な取得が義務化」そして「同一労働同一賃金」が推進されることによって「日本だけはできるだけ働かないでしっかりと休みと給料をもらいたいという傾向が広がることについて強い懸念を覚える」のだそうである.そんな働かないでのんびり休日とサラリーだけはちゃっかりと頂戴するモーレツサラリーメンばかりが雨後の竹の子のようにニョキニョキうごうごと大量発生したならばニッポンダメなんじゃないの?ということらしい.

 この筆者の懸念に関して言えばウチの会社に関して言えば,前述したとおりラスボス様がスタッフを働かせることばかり注目している意識他界系であるので,ウチのラスボス様の目が黒いうちは,ボクはウチの会社は大丈夫に違いないと思うものである.

 なにも根拠なくダイジョーブというのもアレであるのでスタッフを働かせることばかり注目している意識他界系の取り組みによってもボクのまわりにおいてはそこはかとなく「時間外労働時間ゼロ」「年次有給休暇全消化」そして「同一労働同一賃金」が実現されているものであるので,ウチの意識他界先進的な働き方改革がいかようなものであるかについて差し支えのない範囲内において全部話してみたい(ちなみにインサイダー情報になるようなもの,たとえば業績であったり,具体的な商品やサービスといったものについては一切の言及を差し控えたい).

 まず「時間外労働時間ゼロ」なわけなのだけれど,少なくともボクはウチの会社でこしかた3年ほどは残業時間がほぼほぼゼロである.ときおり就業時間後に異議ある会議を設定されてしまい,やむを得ず残業することがあるわけなのだけれど,それ以外の事由においてボクは絶対に終業時間を超えてオフィスに滞在しないようにしているのだ.

www.hobonichi-ramen.com

 一応,補足としてなぜボクが可能な限りオフィスを早く離れたいと思っているかといえば,以前書いた上記のエントリーをお読みいただければご理解いただけるかと思う.ご興味があるメンがいたならばお読みいただきたい.

 とはいえボクはジェントルメンであるのでボクが終業時間後に一目散にオフィスを退散したいとなぜ思うかをキーワードだけ抜き出すことによって諸賢に感じ取ってもらいたいと思う.そのキーワードとは次のようなものである「時差ビズ痛勤」「多様性重視」「殺人音波」「加齢臭」「カレー臭」「香水臭」「ワキガ臭」「喫煙休憩」「タバコ臭」「スメールハラスメント」「ぴょんぴょん」「くるくる」「うろうろ」「高度外国おそロシア人材」といった具合である.おわかりいただけただろうか?

 では次に「年次有給休暇完全消化」であるわけなのだけれど,これも上述のキーワードに代表されるような意識他界系のラーメンが獣臭い多様性に富んだタレント軍団との日々巻き起こるファーストコンタクトにしてワーストコンタクトをいかにして回避するかということに重きをおいた結果,いかにして汚仕事を早く終わらせるかということにカリッカリのチューニングを施した結果,ボクはそこはかとなく「ご利用は計画的に」よろしく毎年ウチの会社の就業規則上,フルフルに取得できる日数分充填される「年次有給休暇」を完全に消化することができているのである.むしろボクがウチの意識他界オフィス環境から命を守るためには「年次有給休暇」を完全に消化する以外の選択肢があろうか?あろうはずがないのである.ウチの意識他界系のらーめんが獣臭いオフィス環境に長時間滞在しても向上するのは凄惨性であり,生産性ではないのである.しかし結果として生産性が向上しているのはナニカの皮肉でもあるといえよう.ドコカにこの凄惨的事象の責任者がいるならば問いただしてみたい.責任者はどこか?

 最後に同一労働同一賃金であるわけなのだけれど,そもそもボクのオフィスではその汚仕事の凄惨性によって支払われるサラリーの多寡が決まっているのでそれはそれは公平にサラリーが支払われているものである.なので本稿中程で紹介したエントリー中で登場している殺人音波の遣い手である覇権スタッフ・ウホシリアがボクよりもサラリーを支払われる理由はないのである.覇権スタッフゆえに殺人音波というラーメンが獣臭いスキルを発揮できるウホシリアはボクよりも遥かにサラリーは少ないのである.殺人音波とかいった類の汚仕事と関係のないアウトプットが評価に値しないのは言うまでもない.ウホシリアはしかるのち契約期間の満了とともにアチラの世界へクビチョンパになるとボクは信じてやまない.

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 というわけで最後の最後に本稿の総括に入っていくわけなのだけれど,ウチの意識他界労働環境においては独自の先進的な働き方改革にコミットしていった結果としてたいへんにラーメンが獣臭い労働環境の構築に成功したわけなのであるわけなのだけれど,一部ボクを含む凄惨性の向上によって1秒でも早くオフィスから蜘蛛の子を散らすように一目散に退散したいと思うメンによるハチメンロッピの生産性向上によって「時間外労働時間ゼロ」「年次有給休暇完全消化」,そしてキチンとした汚仕事のアウトプットを問う評価を行う前提にのっとった「同一労働同一賃金」が実現されているのである.

 つまりウチの会社では働かないことばかり注目することどころか,ラスボス様のスタッフを働かせることばかり注目している慧眼により,よりよりオフィスの凄惨性がマシマシになり,結果,一部のメンの生産性が格段に向上するというなんだかよくわからんホワイト労働環境が実現されているわけである.

 そんなウチのホワイト労働環境に関して言えば冒頭のホットエントリー記事の筆者の懸念するところの「日本だけはできるだけ働かないでしっかりと休みと給料をもらいたいという傾向が広がること」といったことからは無縁であり,将来の展望はそこはかとなく明るいものであると言えるのである.

 もしこんなオフィスの凄惨性の向上からの生産性向上というなんだかよくわからん知見を活用することのできるニッポン企業がウチの会社の他にも存在しているならば,きっとそれはそれはニッポンの経済はいざなぎ景気以来の好景気を半永久的に継続し,バブルも無縁に経済成長することであろう.果たしてそんな凄惨性の向上と生産性の向上という一見二律背反する事象を同時になし得る会社がウチの会社の他にあるならば,ゼヒともそんなモーレツサラリーメンな諸賢にはがんばっていただきたいものである.

 それではまた会おう,さらばだ諸賢!健闘を祈る!!

《アイキャッチはビジネスのイラスト「万能ビジネスマン」.少なくともボクは凄惨性の高いオフィスから一刻も早く命を守るためにはどんな工夫も厭わないつもりだ.その結果,ボクの生産性がどこまで向上するかについては想像すらつかないものである./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》

*1:世界終末時計が過去最短に。ボクは世界が平和になるまで外でラーメンを食わない!

*2:ボクはザ・ラーメンのことをラーメーンと呼ぶことにした。