#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

オーバーツーリズムがボクの好きな街を嫌いな街に変えてしまう。だからボクはボクの好きな街をインターネットに公開しない。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.毎週水曜日はボクがはてなブログ編集部が出題するお題に答えてはてなブログを楽しむことにしている日だ.

 今週のお題「好きな街」.

 「すっかり涼しくなり、外出が心地よい季節になりました。街にぶらりと出掛けてみませんか? 今週は「好きな街」というお題ではてなブロガーの皆さんのエントリーを募集します。文章をつづったり、写真を紹介したり……。いろんな形であなたの「好きな街」を教えてください。ご応募をお待ちしております。」とのことである.

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 とはいえ,まずは自己紹介させていただこう.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ.

 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1参照*2

 外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

オーバーツーリズムがボクの好きな街を嫌いな街に変えてしまう.だからボクはボクの好きな街をインターネッツに公開しない.

 さて,はてなブログ編集部ははてなブロガーに今週は「好きな街を教えろください」とのことである.

 しかし唐突のクエスチョンであるので,ボクはボクが「好きな街」というもののイメージがパッと思いつくことができなかった.なのでボクが「好きな街」というものがあるとするならば,一体どういった街をボクはそこはかとなく好きになるであろうと考えてみることにした.ボクはモノゴトを3つでまとめる3の法則を好ましいと思うものであるのでボクの「好きな街」の条件をそこはかとなく3つ書き出してみることとしよう.

 まず第1に静謐な場所であることが望ましいことだろう.ボクはトーキョーに暮らす都会メンであるので都会の喧騒には日々辟易している.ボクが「好きな街」があるとすれば,その街はそこはかとなく都会の喧騒とは無縁の静かで鄙びた土地柄であることだろう.

 第2に人がほとんどいない場所であることが望ましいだろう.もう一度たっぷりと書くわけなのだけれどボクはトーキョーに暮らす都会メンであるので都会の喧騒にはたいへんに辟易している.なにをするにも雑踏の中で犬も歩けばラーメンにあたるようなそんな環境には常々ポイズンだと感じている.ボクが「好きな街」があるとするならば,その街にはそこはかとなくヒューメンがあまりいない土地柄であろう.とはいえヒューメンがいないというのはラーメンが獣臭いメンがたくさんいるという意味ではない.

 そして第3の条件としては日帰りで行けるような距離感であるということも言えるであろう.なによりその街に至るまでにストレスを感じてはならぬ.ほとんど利用者のいない公共交通機関を利用することによってのんびりと移動できるような場所を希望する.

ーー以上である.

 以上のことをまとめると(1)静か.(2)ヒューメンがいない.(3)アクセスがよい.という3つがボクの「好きな街」の条件となった.

 はたしてそんな場所があるのだろうか?ボクはこの条件にそこはかとなく合致する場所を綿密に分析してみた結果,おのずと答えは簡単に出た.そう,分析するまでもなかった.この条件に完全に合致する街,それはボクのウチなるインナーワールドだった.つまりボクは外には出ないほうが幸せだということである.なぜこんな答えが出てしまったのかは定かでないが,責任者がいるなら問い質したい.責任者はどこか?

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 閑話休題.

 驚くなかれ,ここまでがボクがそこはかとなくボクが好きになるであろう街のイメージを分析してみたところその街はボクのウチなるインナーワールドだったというなんだかよくわからん不都合なリアルが発覚したというどーでもいい閑話.以降は仮にボクがウチなるインナーワールド以外に同条件に合致するようなパーフェクツワールドを見つけることが仮にできたとしてもボクはボクの「好きな街」をインターネッツには断じて公開するつもりはないという理由を詳らかに説明する閑話である.

 というわけでボクはボクの好きな街つまりはウチなるインナーワールドについて当然ながら詳らかにどこにそのウチなるインナーワールドが存在しているかであったりといったことを紹介しないわけなのであるが,仮にウチなるインナーワールド以外にボクが「好きな街」だと思えるようなパーフェクツワールドを発見することができたとしてもボクはボクの「好きな街」をインターネッツに公開するつもりはない.

 以降はその理由についてを再度3の法則に倣って3つ紹介していこうという話であるというわけなのである.

 第1の理由は(1)静かでなくなる可能性があるから,である.読者諸賢はオーバーツーリズムという言葉をご存知だろうか?いつの間にか気づいたら観光公害とほぼほぼ同意のことをオーバーツーリズムと呼ぶようになったようなのだけれど,想定を超えた観光客が大挙して訪れることによってさまざまな弊害が起きてしまう事態のことを指して最近はオーバーツーリズムと呼んでいるらしい.

 まったくもってバカげた話であるわけなのだけれど大抵の場合は広告代理店などの情報に踊らされて静かで鄙びた観光風靡な名所があるらしいよというウサンクサーなソーシャル・マーケティングにホイホイされたメンが大挙して静かで鄙びた観光風靡な名所に大挙して訪れるのだろうけれど,その結果として都会の喧騒となんらかわらん掃き溜めのような土地をつくってなにがしたいのかはボクにはよくわからない.

 とりあえずボクがあえて狙いすましてオーバーツーリズムの片棒を担ぐようなマネをする理由はミジンコの陰茎ほどもメリットがないのでボクは仮に静かで鄙びた観光風靡な街を見つけることができたとしても絶対にインターネッツでは紹介しないつもりだ.

 第2の理由は(2)ラーメンが獣臭いメンが大挙して押し寄せそうだから,である.これもまたオーバーツーリズムなわけなのだけれど,健康で文化的な最低限度のライフを大切にしているヒューメンならばそもそも大挙して静かで鄙びた観光風靡な場所に大挙して押し寄せるといった獣臭い行為をするわけがないのである.オーバーツーリズムが起きるところには健康で文化的な最低限度のライフを大切にしているヒューメンがいるわけがない.ヒューメンが少ない方がいいというのは健康で文化的な最低限度のライフを大切にしているヒューメンが少ないほうがいいという話であって静かで鄙びた観光風靡な場所に大挙して押し寄せるといった獣臭い行為をするメンがたくさんいてほしいという意味ではない.

 何度でもたっぷりというけれど,獣臭いメンのオーバーツーリズムを助長させる片棒を担ぐような腐れ外道かつド阿呆な行為をボクはするつもりはない.

 そして第3の理由は(3)アクセスが悪くなりそうということである.これらすべてオーバーツーリズムで説明が可能という結果になってしまったが,これもまたオーバーツーリズムである.ボクはボクの「好きな街」にのんびりとゆっくりかつ静かで心休まるリラックスした気持ちで向かいたいものである.そんな「好きな街」に向かう道すがら静かで鄙びた観光風靡な場所に大挙して押し寄せるといった獣臭い行為をしているメンと一緒に行動をすることになって心休まるリラックスした状況を保てるだろうか?いや保てるわけがない.まちがいなく公共交通機関はそこはかとなく混んでいるだろうし,混んでいるということは煩いということである.混雑していて煩い環境でリラックスできるわけがない.

ーー以上である.

 この世の中はイカれている.イカれている世の中では自分の「好きな街」をインターネッツで公開することが正義だ.しかしボクはあえてその正義に逆らいたいと思う.なぜならここまで十二分にその理由を説明したとおり,たとえボクのしょーむないブログの1記事だったとしてももしかしたらその1記事の余波がバタフライ効果よろしくナニカの秩序を損なってオーバーツーリズムの原因をつくらないとも言えないからである.

 こと大切なものを護りたいと思ったときには沈黙こそが金なのである.いらんところであえて狙いすまして雄弁は金なりと思うのは読者諸賢の勝手であるわけなのだけれど,その雄弁の結果,金につられてやってくるのはヒューメン未満の獣臭いメンである.獣臭いメンの通ったあとには草一本残らない.オーバーツーリズムの行き着く先の末路は誰も幸せにはならない.

 ボクはこれからも諦め悪く(1)静か.(2)ヒューメンがいない.(3)アクセスがよい.という3つの条件を満たすボク「好きな街」を探してはみるつもりだ.そしてそんなパーフェクツワールドをウチなるインナーワールドの他にも発見することができた暁にはのんびりそのパーフェクツワールドからオーバーツーリズムで骨折り損のくたびれラーメンするメンたちを高みの見物と洒落込もうと思う.オーバーツーリズムで骨折り損のくたびれラーメンするメンにはゼヒともみっともない事故演出に精を出してがんばってもらいたい.

 それではまた会おう,さらばだ諸賢!

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参考. 

《アイキャッチは建物に落書きをする観光客のイラスト./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》

*1:世界終末時計が過去最短に.ボクは世界が平和になるまで外でラーメンを食わない!

*2:ボクはザ・ラーメンのことをラーメーンと呼ぶことにした.