ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメーンを愛し健康を愛し、そして何よりも平和を愛するボクは、ラーメーンと睡運瞑菜350g、そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで、つまりは世界が平和になったと断言できるまで、外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1、参照*2)。
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家、二つ名は「戦えラーメンマン」である。
読者諸賢はゾゾスーツをご存じだろうか。昨年末にゾゾタウンで予約を開始した、着るだけでカラダの採寸をすることができ、ゾゾタウンで自分のカラダのサイズにピッタリの服を選ぶことができるようになる未来感溢れるスーツのことである。
着るだけでカラダの採寸ができるというのはタイヘンに便利である。仮にゾゾタウンで買い物をしないにしても、他のファッションECサイトで服を購入するにせよ、服のサイズ感が公開されていたならば、おおよそ自分のカラダに合うかどうかの判断をすることができる。しかも、そんな便利なスーツをタダで提供してくれるという話であれば、もらっておいて損はない。当然ボクもゾゾスーツを予約していたということは言うまでもないことである。
しかしそんなゾゾスーツ、待てど暮らせど全く送られてくる気配がなかった。もはや永遠に届かないのではないかとボクは思いかけてしまったほどだ。それが先日(2018年4月26日)、急遽ゾゾスーツの発送の目処がついたというニュースが舞い込んできた。
スタートトゥデイ、採寸スーツ改良 「発送にめど」 :日本経済新聞
「やっと届くのか。」ボクは永遠に届かないこともあり得ると思っていたほどだったので、ほっと胸を撫で下ろした。しかし記事をよく読むと「26日午後、「ZOZOSUITのお届けについて」という件名のメールが予約客に届いた。メールによると生産体制や技術面に課題が生じていたが、大幅に仕様を変更し「お届けできる見通しが立ちました」という。」と書かれていた。
「大幅に仕様を変更し」とは一体何のことであろうかとボクは訝しんだ。
スタートトゥデイ、改良版「採寸スーツ」発表 写真で計測 :日本経済新聞
続く記事において、その大幅に変更した仕様がどのようなものかが判明したのだが「17年1月下旬から配布が始まった従来のゾゾスーツは、全身に内蔵された伸縮センサーの伸び具合で自動採寸するとしていた。改良版のゾゾスーツは全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影して全身を計測するという」とあった。着るだけでカラダの採寸ができると謳っていたスーツは、そのスーツを着てスマートフォンのカメラで360度撮影してカラダの採寸をするという、なんだかよくわからんムニャムニャに変わっていた。
それにしてもモノゴトというのは言い様である。ボクからするとヘンなスーツを着た姿をスマートフォンのカメラで360度撮影してカラダを採寸するよりも、着るだけでカラダの採寸ができる方が改良版のように感じるのだが、記事によれば前者が改良版であり、後者が改悪版なのだそうだ。ゾゾタウンのスタートトゥデイの企業としての立場からすれば確かにそうなのかもしれないが、それを実際に使う人間の立場で考えたらボクは逆だと思うものだ。どうすると企業目線での改良を顧客に押し付けられるまともで素晴らしいおもてなしの精神が身につくのだろうか、ボクにはよくわからない。
ちなみに http://zozo.jp/zozosuit/ を訪れるとシン・ゾゾスーツがどのようなものであるかを動画で確認できるのであるが、あまりにそのカラダを採寸している様子がカッコわるかったので、動画のキャプチャを用いて下記より紹介させてもらいたいと思う。
シン・ゾゾスーツを着たら、スマートフォンの前でピョコピョコとコミカルに自分で回転して写真撮影開始だ。
「その調子です。」「もうすぐ完了です。」といったことをスマートフォンから声をかけられるようだ。「いいよーいいよー。」といったことを言われるかどうかは定かでない。
うまいこと360度回転すると「計測完了。」といわれて、スマートフォンに採寸されたカラダのサイズが表示されるようだ。
この動画を観て、ボクは「ボクが欲しかったゾゾスーツはこれじゃない。」と思ってしまった。なので、ボクはシン・ゾゾスーツをキャンセルできないかとゾゾタウンの注文履歴を確認してみることにした。
そして愕然とした。ゾゾスーツは「注文の取り消しはできません。」とあったのである。しかもいつのまにか実質タダなだけであって、値段がついていた。ボクの記憶が間違っていなければ旧ゾゾスーツはゼロ円と表記されていたのだが、シン・ゾゾスーツは3,000円になっていたのだ。先行予約者の割引で3,000円割引されてゼロ円になっていたのだ。もし、今回のタイミングでタダでシン・ゾゾスーツをもらわなかったら、もしかしたらシン・ゾゾスーツは3,000円で買わないと手に入れられなくなってしまったのかもしれない。3,000円払ってこの見た目にも仕様的にもダサいスーツをほしがるおもちろい人がいるのかどうかボクはしらないが、ボクだったらタダでもいらないくらいなので3,000円だったらよりよりいらないと思うだろう。
新しいZOZOSUITのデザインが気に入らないから送ってくるなー!ってご意見ありますが、送料手数料一切かからず完全無料でお届けしますので、なんとか受け取っていただけませんでしょうか?スタッフ一同気持ちを込めて開発にあたりました。どうか一度試していただけないでしょうか。お願いです。
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年4月27日
ところでゾゾタウンのスタートトゥデイのプレジデントである前澤友作さんのツイートによると「新しいZOZOSUITのデザインが気に入らないから送ってくるなー!ってご意見」があるそうである。ボクはシン・ゾゾスーツを着て外にでるわけではないので見た目がダサいのは「どーでもいい」のであるが、仕様がダサくなったことに関してはタイヘンに不愉快に思っている。「送ってくるなー!」とはボクは思わないが、注文の取り消し、つまりはキャンセルが可能ならキャンセルしたいなと思っている。
キャンセルの方法などについては、5月1日にサイト内などで改めてご案内させていただきますので、少々お待ちいただければと思います。この度はご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんでした。
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年4月28日
そして上記の前澤友作さんのツイートの意味をボクが取り違えていないのであれば、どうやらシン・ゾゾスーツの注文の取り消し、つまりはキャンセルはできるようになりそうである。2018年5月1日の前澤友作さんのツイートを期待して待っていよう。
今回のシン・ゾゾスーツ騒動をみていたら、ボクはラーメーン店にはいったつもりが意識他界ラーメン店だったときのガッカリ感のことを思い出してしまった。たしかにシン・ゾゾスーツも旧ゾゾスーツもカラダの採寸ができるということに関しては同じである。しかし、カラダの採寸の仕方が旧はゾゾスーツを着るだけで済んでいたものが、シンでは着て360度ピョコピョコと回転しながら写真を撮らないといけないのとでは全然違うのである。このガッカリ感はタダでシン・ゾゾスーツをもらっても払拭することはできない。むしろシン・ゾゾスーツを見るたびにボクはこのガッカリ感を思い出してしまうだろう。
そもそもゾゾスーツは実験的な商品だったのだろうとボクは思っている。実験に失敗はつきものだ。だからボクは旧ゾゾスーツが失敗したことについては仕方ないと思っている。しかし、ボクがほしかったのはその失敗した旧仕様のゾゾスーツであり、シン・ゾゾスーツではないのである。ゆえにボクはシン・ゾゾスーツの注文を取り消したい。前澤友作さんがツイートどおりにシン・ゾゾスーツのキャンセル方法を2018年5月1日以降にコウカイしてくれることをボクは心待ちにしている。
それではまた会おう。さらばだ、諸賢!
《アイキャッチはロボットスーツ・パワードスーツのイラスト。旧ゾゾスーツすら失敗するスタートトゥデイであるので、未来感のあるロボットスーツ・パワードスーツの類がゾゾタウンで買えるようになることをボクは期待するのをやめようと思う。/本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きましたよ。》
参考:
上記の記事はNewsPicksというキュレーションアプリからも読むことができるのだが、そこでは前澤友作さんの「屁でもない」というコメントが寄せられている。さらに続いて同スタートトゥデイの田端慎太郎さんからの「社長の前澤が、40億の特損に「屁でもない」ってNewspicksでコメントしてますが、ジェットの中での、社長車の中でも、本当にいつもプープー、オナラしまくってますからね。。。」というコメントも寄せられている。これらのやり取りによってスタートトゥデイによいイメージをもてる人がいるのかどうかはボクの口からはなんともいえないものだ。
田端信太郎さんは今年に入ってからだけでもZOZOTOWN退会祭りや、ZOZOTOWN春の乞食祭りで一花もふた花も咲かせているわけであるが、どこまでスタートトゥデイの評判を下げることに貢献していくのかはボクにはなんとも言えないものである。タダ、田端信太郎さんのラーメン女子博に勝るとも劣らない下品な動向はこれからも注視していきたいとボクは思っている。
新ZOZOSUITと旧ZOZOSUITの比較(ユーザー視点)
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年4月29日
・電池不要○
・Bluetooth不要○
・洗濯可能○
・3Dモデル生成可能○
・コンパクト収納○
・着心地○
・追加購入○(旧3000円、新2000円)
・デザイン△(好み次第)
・計測要時間×(旧1分、新1〜3分※2回目以降の計測は短縮Verを予定)
・未来感×
本文中で「シン・ゾゾスーツは3,000円で買わないと手に入れられなくなってしまったのかもしれない。」と書いたのだが、上記の埋め込みツイートの前澤友作プレジデントのツイートが正しいならシン・ゾゾスーツは追加購入2,000円だそうである。アプリではシン・スーツが3,000円、特別割引-3,000円となっているのだが、どういうことなのかはボクにはちょっとわかりません(追記:2018年5月1日)。