#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

「ラーメン官僚が選び抜く!オープン3ヶ月以内の激ウマラーメン店10軒」を読みました。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。まともないのでよく誤解を受ける。だからよく受ける誤解を最初に晴らしておきたいと思う。ボクはラヲタじゃない(内部リンク)。

 東京におけるらーめん店の栄枯盛衰は激しい。昨日そこに新店ができたと思えば、今日あそこのお店が閉店していたりする。それだけらーめん店の生き残り競争は激しいということを表している。しかし、だからといってスタンプラリーじゃないのだからボクはその全てのらーめん店のらーめんを食べて回ってらーめん写真をインスタにおさめたいとか思わない。だからボクは昨日そこの新店ができたという情報を得たとしても急いで食べに行ったりはしないし、同様に今日あそこのお店が閉店することになったと聞いてもあわててメモリアルの一杯を食べに行こうとも思わない。あくまでそのときボクが食べたいと思ったワンダーならーめんを食べに行く。ボク自身の意志が大事だ。見知らぬ他人が選び抜いたお店に興味ない。現在、今日は2017年3月24日。

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 そんな栄枯盛衰激しいらーめん俗世のらーめん店であるけども、新店が開店するとわざわざまとめをつくってくれる大変ありがたい風潮がある。前述したとおり、ボクは新店ができたという情報を得たからといって別によく分からない使命感に燃えて食べに行かないといけないといった感情は湧いてこない。だからボクはそういったまとめには特にありがたみを感じない。しかし、どういうわけか先日はてなブックマークのホットエントリに田中一明さん(以降、ラーメン官僚)のオススメする東京の選りすぐり新店10店舗というのがあがってきていた(外部リンク)。ホットエントリにあがってきていたからにはさぞや素晴らしいリストなのだろうと思って読んでみた。だから今ボクが書いているこのエントリはそのホットエントリの感想なのである。

 紹介されているお店の名前のリストをあげていってみよう。10店舗。(1)らぁ麺山雄亭/(2)ナルトもメンマもないけれど/(3)麺屋さくら井/(4)カネキッチン・ヌードル/(5)狐狸丸/(6)東京ラーメン谷中/(7) ラーメン郷/(8)FARM to BOUL/(9)味世石神井公園店/(10)Only One Noodle壱富士。

 どのお店の名前もボクには聞き覚えがあった。らーめんの見た目も見覚えがある。目新しさがない。新店な上に行ったこともないのに見覚えがあるのはおかしい。何故だろうと思い返してみると、どうやらボクはインスタでROMっているときに目にしていたようだ。

 実は先日、ボクはインスタでらーめんの投稿ばかりしている人たちの中で、その人たちが投稿したらーめん写真を見ているとボクがらーめん美味しそうと思う以前に「こいつ、大丈夫か?」と心配になってしまう人たちをフォローするのをやめてしまった(詳しくは内部リンク)。だから今後はらーめん新店開店の情報は自分から検索して情報をプルしていかないと疎くなるのだろうなと思っている。別に何も困らない。一方で、ボクが知りたいと思っていない新店の情報をプッシュノーティフィケーションと押し付けられるのは気分のいいものではないなという認識を新たにした。やっぱりボクはインスタでらーめんのことを調べるときは自分から情報をプルしていく使い方をしていきたい。インスタから押し付けられるプッシュらーめんノーティフィケーションは気持ち悪い。

 それにしても紹介されていた10店舗の最初の4店舗目までは見た目に変わり映えがしない。オーソドックスな中華そばスタイルだ。ボクはなぜそんなありふれたオーソドックスな中華そばスタイルの新店を紹介するのに「選び抜く!」などという言葉が使われるのかが分からない。目新しさがないからだ。

 ところでオーソドックスな中華そばスタイルのお店をボクがもしイマあえて始めるとしたらボクは地域の人に食べてほしくて開店するだろう。別に遠路はるばる食べにやってきてほしくて開店したりはしない。ボクはボクがオーソドックスな中華そばスタイルのお店を開店するとしたらそういう心づもりでお店を開店するだろうと思う。だからボクは自分の生活圏を離れてまであえてオーソドックスな中華そばスタイルのらーめん店に行きたいとは思わない。もしそういったお店に訪れる機会があるとしたらタマタマその近辺に行く用事があったときだろう。ラーメン官僚は暇なのだろうか?

 他の6店舗についてはオーソドックスな中華そばスタイルではないようだけど、やっぱり場所柄ボクの生活圏ではない。だから同様に近場で何か用事がなければ訪れる機会はないだろう。このラーメン官僚によるまとめはありがたみゼロということはない。でもボクは生活圏から出るときに自分でらーめんの予習をするだろう。だから特にイマ必要がある情報ではないと思った。ラーメン官僚は暇なのだろうか?

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 今回ボクは「ラーメン官僚が選び抜く!オープン3ヶ月以内の激ウマラーメン店10軒」を読んでみた。ボクの感想の総括をするとボクはやっぱり「ラーメン官僚は暇なのだろうか?」という感想しかもてなかった。

田中 一明(たなか かずあき)
 
通称「ラーメン官僚」。ラーメン食べ歩き歴20年以上、実食杯数は11,000杯以上に及ぶ。直近の数年間は、毎年700杯~800杯のラーメンをコンスタントに実食。2016年現在、日本でラーメンシーンの「今」を最もよく知る人物。
引用:すべての店舗が最高水準!ラーメン官僚が選び抜く!オープン3ヶ月以内の激ウマラーメン店10軒(東京近郊) @jalannet

 
 上記は当該の記事から引用させてもらったラーメン官僚のプロフィールだ。ボクは前回ラーメン官僚のリストを読んだときにも書いたのだけど、ラーメン官僚の年間に食べたらーめんの杯数には興味がない。ラーメン官僚のプロフィールには今回も官僚としての成果が何も書かれていない。だからボクはラーメン官僚が一体普段何をしているのかが分からない。少なくともボクはラーメン官僚のラーメンのレポを読む限り生産性が高いようには見えない。ラーメン官僚でないと書けないようなことは別段何も書かれていないからだ。ボクはむしろラーメン官僚が本業の官僚としてどんな仕事の成果をあげているのか、その方が気になって仕方がない。ラーメン官僚には食べたらーめんのアッピールをするのではなく国民の血税を搾り取ってお給金をもらっている本業をアッピールしてほしい。現在、今日は2017年3月24日。2016年は去年だ。

インスパイアされたエントリや与太話のコーナー。

 ボクの中ではイマ、魚介豚骨熱(内部リンク)と家系熱(内部リンク)が熱(ネツ)い。ラーメン官僚がどんなに「激ウマ!」とオープン3ヶ月以内の新店をアッピールしてきても魚介豚骨も家系もないならイマのボクにはありがたみがない。何よりラーメン官僚の「激ウマ!」はボクの「激ウマ!」じゃない。ボクは自分でボクがイマ食べたいワンダーならーめんを探したい。ボクには暇そうなラーメン官僚の官僚的な押し付けは必要ない。

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お題「予習らーめん。」お題「ラーメン界の噂。」によせて書きました。アイキャッチは天下りのイラスト。)