ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ボクは毎週水曜日ははてなブログ運営スタッフから出されているお題に答える日にキメている。今週のお題「部活動」。新学期だからなのだろうか。なにやら学校にまつわるお題がこのところ続いている気がしている。はてなのユーザは学生が多いということだろうか。ボクは学生じゃないので学園ライフにまつわるようなお題に答えるのは少しむずかしい。きっつー。でもこれも修行というわけですな、まとも人間になるための。早くまとも人間になりたいものです。
ところで巷のSNSではハッシュタグという機能がある。同じ趣味嗜好の人同士が情報収集するのに役立つ機能だ。だから情報拡散のための手段としても使われるというわけだ。そんなハッシュタグの中に「ラーメン部」というものがある。
フミコフミオさんの大好きなJD(参照)が大好きなインスタにもさまざまなハッシュタグが存在する。ラーメンに関連するハッシュタグでは件の「ラーメン部」も人気だが「ラーメンインスタグラマー」が一番人気という認識でボクはいる。ボクが確認してみたかぎり
ラーメンインスタグラマー:311,308 ポスト
ラーメン部:199,651ポスト
(いずれも2017年4月26日時点)
の写真がインスタに投稿されている。ラーメンインスタグラマーには劣るけど、ラーメン部いやほい。
SNSではいやほいなラーメン部なわけだがボクはラーメン部には入らない。ボクにとってのらーめんは部活動ではないからだ。そもそもボクはラーメン部とかラーメン同好会、ラーメン研究会と聞くと「ボクも入りたい!」と思う以前に「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまう。いずれも活動の目的にボクは理解も共感もデキないからだ。
例えば、ボクがラーメン部と聞いて真っ先に思い浮かぶのは早稲田大学のラーメン部(参照)なわけだが、この早稲田大学のラーメン部の活動内容を読んでいるとまさにボクは「ボクも入りたい!」と思う以前に「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまうというわけだ。
だから早稲田大学のラーメン部活動を例にとってラーメン部活動のどういうところにボクが「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまうのか、当該ラーメン部の公式HPからの引用を用いて説明させてもらおうと思う。
早稲田大学ラーメン部とは
早稲田大学生を中心としたラーメン好きが集まるサークルです。
現在約20大学の大学生が在籍し、ラーメンの魅力を探求し、
より多くの人々にその魅力を広めようと日々活動を行っています!
引用:早稲田大学ラーメン部
出鼻から「部」とは名ばかりの「サークル」だと言っているようだ。出落ちすごい!早稲田大学ラーメン部、ラーメン部ではありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ボクは何を思えばいいんだろう。ボクは何を言えばいいんだろう。分からない。それはさておき、なぜラーメンの魅力を広める必要があるのだろうか。ボクはそのモチベーションがどこから湧いてくるのか理解できない。ボクはらーめんが好きだ。しかしボクはらーめんの魅力を他人に伝えたいとは思っていない。らーめんは不健康食だからだ。ボクがらーめんを好きなのはらーめんが不健康食ゆえの自虐愛だ。カラダに悪いことをしているという背徳感から逆に今度はカラダにいいことをしようというモチベーションを生み出すためにらーめんをキメている(関連記事)。ボクはそんなボクのまともない考え方を他人にオススメしたりしたりはしない。不健康食の魅力を伝えたいとかいう部活動にボクは「素晴らしい活動ですね!」と思う以前に「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまう。
普段何やってんの?
活動に関しては、普段は週2回東京都を中心にラーメン活動を行います。
チェーン店などではなくその地域でしか食べれない、有名店から噂の新店、
はたまた行列が出来ない隠れ家的名店まで、さまざまなラーメン店を巡ります。
引用:早稲田大学ラーメン部
ここでいうラーメン活動とは何なのかが謎だ。「有名店から噂の新店、はたまた行列が出来ない隠れ家的名店まで、さまざまなラーメン店を巡」ることだろうか。ボクはそういうことをする人々のことをラヲタと呼ぶのだと思っている。ボクはラヲタではないし、ラヲタが嫌いだ(関連記事)。この早稲田大学のラーメン部がしている活動はボクから見るにラヲタ活動でしかない。ボクはラヲタ活動をアッピールされると「そのお店に行ってみたい!」と思う以前に「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまう。
ラーメンだけ食って楽しいの?
<中略>
そして、最大のイベントは早稲田祭での自作ラーメンです!
50人以上の行列を作り上げた我々のラーメンは今なお伝説として語り継がれています。
引用:早稲田大学ラーメン部
そもそも「ラーメンだけ食って楽しいの?」っていう質問がボクからすると愚問だ。そこを疑問に思うならそもそもボクは当該部活動には関わらないことをオススメしたい。ボクにとってはらーめんは御馳走だ。たまに食べるらーめんという御馳走をキメることで得られる癒やしさいこー。仮に楽しくないことを部活動に選ぶまとも人間がいるのだとしたらボクにはそのまとも人間の考え方が理解できない。ボクはマゾではないからだ。
自作ラーメンで行列をつくったことが伝説だと言っているのもボクには理解できない。行列に並びたくない、とにかく並ぶことが嫌いなボクには「50人以上の行列を作り上げた」ことは何の武勇伝カッキーンにもならないからだ(関連記事)。早稲田祭のようなイベントで人が集まるのは当然だとボクは思っている(学校の文化祭的なものに人が集まらなかったらそれこそ問題だ)。ボクはモノを売るときは如何に待ち時間ゼロで需要に応えられたかがアッピールのしどころだとボクは思っている。50人も並ばせてしまうのは需要に対して供給が間に合ってないからだ。当該活動で武勇伝カッキーンをアッピールするならボクなら如何に待ち時間ゼロを実現できたかをアッピールする。行列に並んだ人の数をアッピールされると「50人も行列させるなんてすごい!!」と思う以前に「こいつら、大丈夫か?」と思ってしまう。
ボクは「こいつ、大丈夫か?」に遭遇したら批判することはしない。関わらないことをキメる(関連記事)。ボクはラーメン部には関わらない。ラーメン部嫌、ポイ(いやほい)。
与太話のコーナー。
ボクはインスタを大分前にやめた(関連記事)。その理由のひとつが本文中にもある「ラーメン部」ハッシュタグにもみてとることができる。「ラーメン部」ハッシュタグをみていると時折ラーメンではないものが異物混入していることがある。大抵それはどこの誰とも知らない人のセルフィーだったりするわけなんだが、ラーメン店で「ウェイウェイ」しているセルフィーを見るとボクはそんなラーメン食べないで「ウェイウェイ」しながら写真を撮っている人間が隣にいるかもしれないラーメン店には行きたくなくなってしまう。
紹介した早稲田大学のラーメン部の場合はそんな「ウェイウェイ」写真をツイッターにしばしば投稿している。ボクはそういうのを見てラーメンの魅力を感じる以前に精神的にインポになってしまいそうになる(参照)。だからボクは早稲田大学のラーメン部のツイッターはフォローしていない。しかしラーメン店がリツイートしたりするのでボクの目に異物が混入してしまうのだ。ラーメン店のみなさんには異物が混入しているラーメンツイートをリツイートするのは本当にやめてほしい。
大抵の人は一人で静かにらーめんをキメたいと思っているのだとボクは信じたい。少なくともボクは一人でらーめんを静かにキメたい。大勢で大挙してラーメン店に部活動しにいくのはボクはヤメてほしいと思っている。どうしても大挙してラーメン店にイキたくてイキたくて震えている西野カナさんのレトリックをキメたいならボクは日高屋やリンガーハット、幸楽苑に行かれることをオススメしたい。
少なくともボクの場合、らーめんを語るのにラーメンを実際に食べる必要はない。ボクはこれからもらーめんをキメる。タンタンとキメる。よろしくね。ピース。
- きゃりーぱみゅぱみゅ - 原宿いやほい , Kyary Pamyu Pamyu - HARAJUKU IYAHOI - YouTube
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今回のエントリは多少なりとも上述のコンテンツのインスパイアを受けています。ボクのインスパイアについては以前説明書きを書いたよ(参照)。
(アイキャッチはコサックダンスのイラスト。いやほい。いらすとやさんはおそロシア。)