#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

復習らーめん【'16年144杯目】麺屋六感堂@大つけ麺博2016の芳醇和出汁塩SOBA

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂@大つけ麺博の芳醇和出汁塩SOBA

  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂@大つけ麺博
  • 今日の一杯 / 芳醇和出汁塩SOBA (2016年144杯目)
  • 値段: ¥810 +特製トッピング500円+もつ煮300円+エスプーマ200円
  • 日付: 2016-10-25
予習したとおりにチケットはセブンチケットで購入。
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ウェブで申し込んでコンビニでチケットを買うという意味不明なシステムのセブンチケット。


事前予習したとおり、まずはセブンチケットでラーメン並盛り一杯のチケットを購入。

ウェブから申し込んで、店頭で支払いをしてチケットを受け取るという謎システムだが仕方ない。

流れ的にはこんな感じ。

  • セブンチケットのサイトでチケットを申し込む。
  • チケットを決済するための13桁の番号が発行される。
  • この番号をセブンイレブンのレジで伝えれば決済できてチケットが受け取れる。
    (ブラウザ上に表示される番号を控えてレジで伝えるor申し込みをプリントアウトできるのでプリントアウトしたものを店頭にもっていく。)

ちなみにラーメン並盛り一杯を食べるなら会場でチケットを購入するよりこちらの方が50円お得だ。たかが50円されど50円。

しかし、ウェブで決済してチケットはアプリなどで提示の方が手間が少ないんだが、、、とは思ったが、まあ、仕方ない(50円得はしたが、面倒くさかったため気分的には損した気分だった。セブンイレブンはこんなだからオムニチャネルうまくいかないのだと思うのよ。絶望的にセンスがない)。

さておき、チケットは手に入ったのであとは会場に行くだけ。左手はそえるだけ。

大久保公園へは新大久保駅から徒歩で8分。
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大久保公園へは新大久保駅から向かってもラブホ街を突っ切ることになった。きっつー。


ちなみに会場である大久保公園へはJR新大久保駅から歩いていった。新宿から歌舞伎町方面を歩いていくのが嫌だったからだ(その界隈は正直好きではない)。

とは言え、新大久保駅から大久保公園へ向かうときにGoogle Mapsからサジェストされた上の経路もたいがいだった。このルート、思いっきりホテル街なのだ。この経路で大久保公園に行ったことはなかったのだが、ホテル街だったことに関しての意外性はゼロ、レスザンゼロ、永遠のゼロ。

そこかしこでホテルの中へと消えていく男女を尻目にバツが悪いのも気にせずズンズンと大久保公園へ向かうことになった。

きっつー。なんだこのバツの悪さ、きっつー。

しかし、こんなまだ18時前後でモーテルのベッドの上で合体グランドクロスできるような連中には少子高齢化なんてどこ吹く風なんじゃないか?なんて思ったりもした。

いやいや、今はそんな合体グランドクロスしてる連中のことを妄想している場合ではなかった。目的地は大久保公園なのだ。先を急ごう。

ちなみに最後、公園手前で左に曲がるようにサジェストされていたのを一本先にまで通りすぎてしまったので、下の写真の正面ゲートからではなく公園真ん中へ入る入口からわたしは入ることになった。

雨と時間帯のせいか人はまばら。勝手が分からないが適当にウロウロして六感堂さん発見!
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写真は正面の入口だが、正面の入り口から入るより中程の入り口から入ったほうがつけ麺、ラーメン両陣営のちょうど真ん中らへんに入ることができる。


雨だったのと時間帯も一般的な会社が定時の時間帯だったことも手伝ってか人はまばら。本当の正面のエントランスから入らなかったこともあって勝手がなかなか分からない。

どうしたらええんだ、これ?

どの人がスタッフなのかも今ひとつ分からないのでとりあえず場内をウロウロ。いざとなったらスタッフにガンガン聞くのだが、基本聞かないでできるところまでやってみてしまいたい質。 (大つけ麺博のまとめ的なものは最後に書いたのでよければ参考にされたい。)

目的は六感堂さんなので、六感堂さんを探す。

「お、あった!」

見つけた。緑と白で統一された佇まいで一際目立つ六感堂さんのブース。クララが立った!

これまた予習通りに六感堂さんの塩SOBAをフルトッピングで!
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遠くからこそ〜り撮ろうとしていたのだが、目ざとく気づいて満面の笑みで応じてくれる漢、それが六感キングという漢。マヂイケ麺。しかし、このイタズラっ子っぽい笑みには隠された意味もあったようだ。後述するがこの写真を撮った後、六感キング氏から「来い来い」されて行ってみたらまさかの邂逅が!?六感キング氏、マヂ油断できないわー、おそろしいおそろしい。


どのお店にとってもよろしいことではないが、全般的にガラガラな大つけ麺博。六感堂さんもわたしが行ったときにはわたししかいなかった。

とりあえずキング氏にご挨拶。

「お約束どおりきましたよ!」

「お待ちしておりました」とキング氏。

全ての顧客にキング氏はこの言葉をかけているのはもちろん知っている。しかし、それは知ってはいてもやはりこの言葉、嬉しいんスよね。これにやられて六感堂さんに通う客も少なからずいるに違いない。

さて、嬉しがっている場合ではなく注文、注文ということでまずは事前に買ってきたチケットを渡す。そして予習通りに全てのオプションを注文していく。

  • 特製トッピング ...  500円。
  • 日替わり煮込み(この日はモツ煮込み) ... 300円。
  • 日替わりエスプーマ(この日はウニのエスプーマ)...200円。
  • そして、大つけ麺博会場限定のラーメンラリー ... 500円。

しめて1,500円。どうせ楽しむならとことん楽しまなければ損。

ちなみに注文と会計を担当してくださったのは、浅草橋のろく月の店主殿だと思われる。丁寧に対応してくださり感謝!

ちなみに調理を待つことはお店と同じく10分ほど。

ただわたしの場合、特製トッピングを頼んだのでおそらくデフォのしおSOBAを頼むより時間かかったと思われる。というのも炭火炙り焼きチャーシュー、本当にその場で網で炙って焼いていたのでね。しかもキング氏直々に。普段のお店での営業をしているときにはレアチャーシューに包丁入れてるシーンは見れても、網でチャーシュー焼いてるキング氏は見られない。かなり新しい。激レア。

最後にエスプーマをかけてもらって完成。

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六感堂さんではお盆を貸してもらえる。もちろんちゃんと返したよw


ここでひとつ嬉しいのが六感堂さんの場合、お盆を貸してもらえること。六感堂さんでフルフルに注文すると肉煮込みとラーメンと持つのが大変。このアイデア、キング氏のアイデアらしいのだが、本当にありがたかった。さすがキング氏、デキる漢だ。

フォトブースを楽しもう。
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フォトブースでラーメン写真を撮れると高まる。萌える。


さて、ここで実食、と普段ならなるところなのだが、ここは大つけ麺博、長いこと続いてるイベントだけに一つ妙味がある。

Photoブースのようなものがあるのだ。黒のテーブルの上に照明(自分の好みの方向に変えられる)のラーメン写真を撮るため専用のブースがあったので、そこで思う存分写真を撮っておいた。

最近はどことは言わないがラーメンを楽しんでもらうために写真厳禁とか謳っているラーメン店があったりするようだが、今やラーメン(に限らず)は写真を撮ることは前提に楽しむものだというのが、このラーメンおじさんの持論である。まさに異論反論オブジェクションなのである。

大つけ麺博、諸手を挙げていいイベントとは思っていないが、このあたりはよくわかってる!さすがである。

余談だがラーメンの写真を撮ってもらうことをラーメンを楽しむことの前提においたら、ラーメンの作り手も自分がつくるラーメンを進化させる伸びしろが広がるとわたしは思っている。そういう伸びしろを自ら封印してしまうようなつまらないラーメン屋にはわたしは行きたくないな、と。

屋外の食に対するネガティブなイメージが少し払拭された一杯。
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特製トッピングと日替わりエスプーマ、フルトッピングは大正解!


写真にも満足したので、いざ実食。あまり写真を撮るのに時間を割いていると麺がのびるからね。麺がのびてしまうのはわたしだって望むところではない。

正直なところを言うとこういう外のイベントで食べるラーメンが旨いわけがないと思っていた。これまでの第3陣までの間に年間600-800食食べるラヲタ勢がこちらを訪れてウマーウマー言ってるのを見ていて、本当かよ、お前らの舌、麻痺してるだけなんじゃあないのか、と思ってしまっていたのだが、大変申し訳なかった。この場を借りて謝りたい。大つけ麺博のラーメン、六感堂さんの一杯しか食べていないが、大変美味しかった。これはウマーウマー言ってしまうのも致し方ない。

お店で食べた方が間違いなく旨いのも間違いないのだが、これこそコト消費というヤツだろう。今回の体験はお店ではできない。予習時に運営-ラーメン屋-客のLose-Lose-Loseだと書いてしまったが、客は少なくともWinなのでちゃんと客がついていけばだが、Win-Win-Winにはなれるのね、とも納得。

そういう意味では六感堂さんの特製トッピングと日替わりエスプーマは足して正解。大正解。

エスプーマとグリーン雲呑と炙り焼きチャーシューはこれだけでずっと食べれちゃうレベル。特に炙り焼きチャーシューはよかった。チャーシューの焦げ感がスープに焦がし感というアクセントを加えるのでスープが一段二段うまくなる。

そしてラーメンじゃないのかよと言われてしまいそうだがモツ煮込みが旨すぎ。雨が降ってしまったのでこのあとジョギングはしにいかなかったのだが、そのつもりでいなかったらきっとビールなども一緒に頼むとビールが捗っただろう。

野外イベントゆえに残念だったことを一つ挙げるならば、やはり器とレンゲかな、と。特にプラスティックのレンゲの使い心地がよくなかった。マイレンゲやマイ箸、用意していくのがベストだったな、と。ちなみにマイ箸は持っているがマイレンゲは持っていない。合羽橋ででも買いに行こうかなどと少し思案したのだが、そもそも外での食のイベント、基本的には行くつもりがないので費用対効果を吟味して今後決めようという宿題にすることにした。

これで大つけ麺博の六感堂さんにきてよかったー、で普段なら終わるところなのだが、もうちっとだけ今回は続くんじゃ。

まず、食べ終わったあとに容器をゴミステーションというところに捨てにいくのだが、そこで投票用のコインとつけ麺の達人のクレーンゲームに挑戦できるチケットと交換してもらえる。

投票用のコインはもちろん六感堂さんへ。清き一票として投票。

そしてつけ麺の達人のクレーンゲームは残念ながらラーメン一杯しか食べなかったのでチャレンジは一回のみ。見事に失敗、参加賞のみもらった。

クレーンゲームは残念だったが全般的に大つけ麺博、満足度高かった。

それではご馳走さまでした!

(所要時間2時間くらい)

余談:大つけ麺博の楽しみ方のまとめ。

ちなみに大つけ麺博はどう楽しめるか、をおまけでまとめておこう。わたしがどう楽しんだかになってしまっている感はあるがそこは平にご容赦。

  • チケットはセブンチケットで事前に買っておくのがお得。
  • エントランスは正面より中程のところから入るとつけ麺とラーメンの両陣営の真ん中に入れるので不公平感がない(正面から入るとつけ麺の側に出るので不公平感がある)。
  • 第4陣で六感堂さんにいくならトッピングは全部頼むべし(原価率104%とからしいので客にはおいしすぎる)。
  • ラーメン写真はフォトブースで撮ると高まる。
  • 食べ終わったらゴミステーションに容器を捨てにいくべし。
    そうするとそこで投票用のコインとつけ麺の達人のクレーンゲームのチケットをもらえる。
  • 投票は六感堂さんにすべし(暴論)。
  • クレーンゲームはやっとくべし(失敗しても参加賞は一応もらえる。海苔一枚だがw)。

以上だ!

余談:まさかの人物とまさかまさかの邂逅!?

最後の最後にさらなる余談というかおまけ。

途中の六感堂さんの写真のところで少し書いたまさかの邂逅ってなんやねん、という話を書いておこう。

ちなみにあの写真はラーメンを食べ終わってお借りしていたお盆を返しに行く前に撮ったものだ。

返すついでにお店の外観を撮ろうとしたらキング氏が満面の笑みでポーズをとってくれた、のだが、実は満面の意味にはもう一つ意味があったのだ。ホント、キング氏、悪い人やー。

写真を撮り終えたらキング氏が「来い来い」するのでなんだろうと行ってみると、なんと、、、なんと、、、、そこにいたのは、森本聡子ラーメン女子博P女史?!

謀られた!!?嵌められたわー!!?きっつー。

やっぱりキング氏、あんた悪い人やー!

あまりにも予想だにしていなかった邂逅となってしまったため、しどろもどろで気の利いた悪口雑言も浮かんでこない、きっつー。アドリブ弱し、くっそー。

普通に自己紹介し、わたしの女史に関するブログエントリはラーメンおじさん一流のブラックジョークなんでw と言ってしまう始末。

しかし、そこは森本女史やりおる。面白くしていただければよいとの返し。場慣れしている。一枚上手や。悔しい。

しかし、そこまで本人に言ってもらえてしまっては遠慮なくブッコんでいくしかなかろう。滞ってしまっていたが、先日、予告編で書いた内容のエントリを少しずつ卍解していこうじゃないか!

ふっふっふ、首を洗ってまっておれ、森本聡子ラーメン女子博P女史!次は負けん!

では今回はこんなところで、そんじゃーね!!

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

余談(追記):やっと使うことの出来たフミコフミオさん語録。

復習らーめん【'16年140杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鴨出汁追いあごしおSOBA('16年10月15,16日週末限定)

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鴨出汁追いあごしおSOBA

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体育の日の限定よりもこの回の限定の方がわたしは好みだったりする。


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 鴨出汁追いあご塩SOBA(2016年140杯目)
  • 値段: ¥1,000 +チャコ飯(日南鶏の五目ご飯)300円
  • 日付: 2016-10-15
個人的には体育の日のあっという間に捌けた限定よりもこの日の限定のほうが好き!

体育の日の松茸限定麺がまさかの開店1時間で売り切れてしまった六感堂さん。

これはもしかして六感堂さんの週末限定麺のブーム来ちゃった??

だとしたらノンビリ行くと下手すると食べれなくなったりしたらやだな、と。

と、言うわけでこの日はいつもより気持ち早めにお店に伺ってみた。

しかし、いいのか悪いのかわたしの懸念は杞憂。むしろなぜかこの日に限ってはほとんど人が来ていなかった。

おかげさまでキング氏との会話に花を咲かせることができたので、とてもありがたかったのではあるのだが、体育の日の限定もとても贅沢で美味しかったし、非の打ち所はなかったけど、むしろこの日の限定のような鴨出汁やアゴを使ったラーメンこそ美味しいのだがなあ、と。ちと納得いかないな、と。

高い素材を旨く調理するプロの腕にも感嘆するわけだが、それよりは見劣りはしつつも通常の流通の範囲で手に入るいい素材を組み合わせてつくるラーメンの方がわたしは好きだったりする。

別で書こうと思うネタではあるが、例えばトリュフオイルを使ったメニューなどは間違いなく旨いし、それを使いこなすのには相応の技術が必要なのは分かるのだが、どこのラーメン屋などとここでは言わないが、トリュフオイルを使うとすべてがトリュフオイルに喰われてしまってトリュフオイルラーメンになってしまうのよね。キング氏と別で話した際に氏もトリュフオイルは旨いけどこんなのを使うのは邪道と本人が言っていたのを聞いて、やっぱりこの人は素晴らしいと思ったものだ。それを邪道と知りつつ、蛇の道は蛇として高級食材を使うのと、ただ高級食材に踊らされるのとでは天と地ほども食に向き合う姿勢が違う。わたしは食べる側だが、高級食材に踊らされるよりは、適度な食材の旨味を組み合わせて全体を高めたようなメニューが食べたい。そう、長々と書いてしまったが、ようはこの回の限定麺の方が体育の日の限定よりもわたしは好きだったということ。

一番の目玉は大つけ麺博第4陣でも披露されるグリーン雲呑!
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グリーン雲呑、見た目も映えるし、味もグレート!


では、脱線から本題の限定麺の話に戻そう。

待ち時間は通常どおり約10分。鴨出汁追いあご塩SOBAと御対面。

最初の一口目はいつも通りのスープから。鴨出汁が前面にアゴ感は抑え気味な印象。しかし塩スープとしてはかなり味がしっかりと感じられる感じで薄口の六感堂さんには珍しい感じ(週末限定では濃い口はさほど珍しくはないのだが)。醤油に鶏出汁というのが個人的には一番好きなのだが、塩もいいなあ、と思わされた味。

合鴨のグリルもスープにベストマッチ。皮の焦げ感がわたしは好きだ。

六感堂Tシャツを着て来店のトッピング一品サービスは定番の豚のコンフィ。合鴨だけでなく豚のコンフィも食べられたことで満足度は極大に高められた。

そして何より今回の目玉は本邦初公開となったユーグレナ配合の雲呑よね。

来る10月25日の火曜日から大つけ麺博に参陣する六感堂さん。

個人的にイベントのチラシにメニューの写真載っているので、メニューは出店前から決めているものだとばかり思っていたのだが、どうやらギリギリまで煮詰めている模様(少なくとも六感堂さんはギリギリまで煮詰めている感を感じた)。

その大つけ麺博で出すものの予行演習的な位置づけもあってか披露されたのが、この回の目玉、ユーグレナ配合の雲呑。大つけ麺博本番ではトリュフオイルを使うそうなのでもっと濃厚な味付けになると思われるが、この回のあっさりした雲呑も私は好み。こっちで行くのもありなのでは?と思わなくもなかった。とは言え、大つけ麺博の本番以前に試食にあずかることができたようで、ちょっとした優越感に浸ったりなんてしてみたりできちゃったりで、まあ、ようは大満足ですよ。

本来、屋外の食のイベントは行かないわたしですが大つけ麺博は行こうと思っているので、六感堂さんの大つけ麺博は楽しみでならない。何よりこのときのグリーン雲呑が大つけ麺博行く気がかなり失せていたのを呼び戻してくれたからね。絶対に行きますよ。

最後はこの週の限定炊き込みご飯(チャコ飯)。この週は日南鶏の五目ご飯。それを残ったスープに浸して食べたりそのまま食べたりしていつも通りに〆た。

お店的には空いてては困るのだが、空いてるとキング氏はじめスタッフの方々とちょっとした話に花を咲かせることができるので、この週はとにかく心までホクホクになりました。この時にキング氏と話したことなどはスピンオフ的に別のブログエントリに書こうと思っている。

美味しい週末限定はもちろん、いろいろとブログのネタになることまでいただいてしまって、キング氏はじめ六感堂のみなさん、本当にご馳走様でした!!

(所要時間20分ほど)

店舗情報( 2016-09-10 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)
日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 14席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ @Rockan_Do
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 第三弾終了???

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年137杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の松茸のしお素ラーメン('16年10月08,09日週末限定)

本日のおしながき:麺屋六感堂の松茸のしお素ラーメン


松茸をいかに主役として引き立てるかが綿密に練られた一杯。


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 松茸のしお素ラーメン (2016年137杯目)
  • 値段: ¥1,200 +チャコ飯(松茸ご飯)350円
  • 日付: 2016-10-08
秋の旬のド本命、松茸が六感堂さんにもやってきた。

この回の六感堂週末限定は、週の半ば大分早めから松茸を使います、というアナウンスがあった。

さすがに国内産は原価が高すぎるというので中国産にされたようなのだが、とは言え松茸は松茸。温麺を解禁した六感堂さんの週末限定、早くもフルスロットルをかけてきた!

六感堂さんの週末限定に通いつづけるのはわたしの当面の既定路線なのでいい意味でどんな限定がこようとも行く行かないが変わるものではなかったのだが、松茸だけでも原価がそれなりのお値段になるので、ラーメンにするとどういうお値段設定になるのかが気になっていた。

コスパ高い難癖事件以来、コスパかーを前面に押し出してきている六感堂さんだけに高くても 1,500 円くらいに抑えてもってくるにしても、そうなると一体メニューになるのか。まったく想像が付かない。

そこで実際の限定のアナウンスがきたときに素麺ときたときには「なるほど、そうきましたか!」と納得。

素麺ならば、松茸そのものの美味しさを存分に味わい、しかも損ねることがない。松茸を前面に押し出していきつつ、六感堂のベース(優しい塩のスープと自家製麺)で支える。なんだこれ完璧じゃあないか、と。

お値段も 1,200 円に押さえてくるあたり、コスト意識も高い。さすが。

ちなみにここまではわたしの個人的な下馬評。

松茸という旬の食材を使うというので、いつもより行列になるのではないかと若干の心配をしつつこの日は六感堂さんに向ったのだが、なんとか特に並ぶこともなく(とはいえ、店内はほぼ満席だったのだが)なんとか待たずに席につくことができた。もっとくるんじゃないか、と懸念したよりは人が少なく、ちょっと胸をなでおろす(お店的にはバンバンお客さんにきてほしいところだとは思うのだろうとは思うのだが)。

この日はキング氏はいなかったようなのと、チャコテンチョーも忙しそうだったので、おとなしく完成を待つこと10分ほど。

松茸をいかに主役として引き立てるかが綿密に練られた一杯。
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六感グリーンを基調にすることは計算なのか、きっと計算だと思う。緑を基調に松茸の白を映えさせる。こいつあ、グレートなセンスっすよ。


美しい松茸が主役の素麺降臨。

今回も狙ったのか狙っていないのか緑を基調とした九条ねぎとかぼす、そして三つ葉トッピング。それに松茸の白が映える。

松茸は香りを飛ばさないようにするのが素人だと難しいところだが、そこは調理のプロ。松茸の風味は一切損なうことがなく、さらに12,000円分の松茸を使用した松茸油で風味づけしたということで松茸感がさらに引き立っていた。

北海道産の真折昆布と枕崎産本枯節で引いたという出汁のスープも無理に味を主張せず脇役に徹している感じで、まあ、ともかく松茸を味わうためのラーメンとして、なかなかこれ以上のアイデアってないのではないかな、という完成度を味あわせていただいた。大満足ですよ、ホント。

デフォのトッピングだと若干物足りない感を補ってくれたのは、週末限定の炊き込みご飯、通称チャコ飯。今週のチャコ飯は松茸ご飯。味が単調になりそうだったらチャコ飯を頬張るといった食べ方で味の幅を広げる。

また、こういうとき六感堂Tシャツを着ていく特典でトッピング一品無料になるのはとてもありがたい。毎度トッピングとして追加していただく豚のコンフィとデフォのトッピングと松茸のセットで食べるとこれがまた至福。

最期は残ったスープに松茸ご飯を飲しながら、最期まで味わい尽くす。

今回はあまりにもあっさりとしたスープだったのでチャコ飯スープにインでスープまで飲みきってしまった。それほど旨かったということ。秋の旬、松茸を存分に堪能した一杯。大変おいしゅうございました。

ご馳走様でした!

(所要時間20分ほど)

店舗情報( 2016-09-10 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)
日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 14席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ @Rockan_Do
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 第三弾終了???

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年065杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鴨と白ハマグリの山椒塩SOBA('16年06月11,12日週末限定)

本日のおしながき:麺屋六感堂の鴨と白ハマグリの山椒塩SOBAとあべ鶏の味噌漬け焼き丼

  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 鴨と白ハマグリの山椒塩SOBA (2016年065杯目)
  • 値段: ¥900
  • 日付: 2016-06-12
六感堂さんのレギュラーメニューは制覇したので、今度は週末限定を攻める!

先日、和えそばをいただいて現状、六感堂さんで提供されているレギュラーメニューはコンプリート完了してしまったこともあり、もう一度、ルーティーン的に既食のレギュラーメニューを食べ直してみようか迷っていた。

と、言うのも六感堂さん、週末に毎週厳選素材を使ったプレミアムな限定麺を提供しているので、レギュラーメニューではなく週末の限定麺攻勢をかけてみるのも面白いと思っていたからだ。 

奇しくも今回、六感堂さんに通うもう一つの楽しみであるラーメンラリーが平日で在庫切れギリギリだったのもあり平日に六感堂さんに行くのは躊躇していけなかったのだが、土曜日に再々入荷するという情報(わたしがTwitterでぼやいたらキング氏からリプライいただいて知ることができた)を得たので、日曜日に週末限定とラーメンラリーを目当てに伺うことにしたのだった。

さて、この週の週末限定麺は、鴨と白ハマグリの山椒塩SOBA。先日、同実山椒を用いたつけ麺が美味しかったと評判の実山椒を使った塩SOBAだ。残念ながら前回の限定のときは伺わなかったのだが、この実山椒の評判のよさを聞いていて(また、その評判のよさから再度その実山椒を使った限定を考えているというのを耳にしていて)次の機会は是非食べてみたいと思っていたので、大変幸運であった。

日曜日の開店10分後くらいに入店し、もちろん頼んだのは件の限定麺。六感堂さんでは恒例の日替わり炊き込みご飯(今回は炊き込みご飯ではなく、だったが)ももちろんオーダー。

なんだこれ、うっまいなあ~としか言葉が浮かんでこない旨さ!

本題の山椒の塩SOBA。いつもの流儀でまずはスープを一口、で、「なんだこれ、うっまいなぁ〜」もはやこれしか言葉が浮かんでこなかった。今年、わたしが食べた60食超の中で間違いなく三本の指に入る旨さ。想像以上に旨くてびっくりした。

白ハマグリの出汁のまったりを、実山椒がピリリと締める!

塩SOBAなのでさっぱりかと思いきや、白ハマグリの出汁の効果かこってりというか、ほどよくまったり。それに実山椒がピリリと味を引き締める。絶品のスープ。諺に「山椒は小粒でもぴりりと辛い」とあるが、文字通りそのまま字面どおりに当てはまるインパクトを実山椒が演じていた。

北海道小麦100%の小麦仕様の麺、鴨肉もすべての具材を数次元引き上げる実山椒のスーパーサポート!

北海道小麦100%使用という特別麺も鴨も、すべてがスープと実山椒により何次元も美味しさが引き上げられているようだった。

らーめんのスープをすすりながら食べるあべ鶏の味噌漬け焼き丼で幸福感を増幅。

あべ鶏の味噌漬け焼き丼もあべ鶏の味噌漬け焼き、旨し。塩SOBAのスープと交互に食べていたら、あっという間に食べ終わってしまった。

最後にラーメンラリーの購入条件を拡張するために買った飲むユーグレナで〆。

結論:大満足の一杯!

至福の時間は、はかなくも短い。しかし、大満足の一杯でした。

それにしても、六感堂さんの週末限定麺ハンターになりたくなってしまいそうだ。毎週、全く異なる食材を調達されている六感キング氏のたゆまぬ経営努力には脱帽です。

ご馳走さまでした!

(Evernoteで下書き、ブログで成形するのに所要時間5分弱)