ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1、参照*2).
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
外国人留学生を不法就労させてラーメン店の「一蘭」が略式起訴で晴れて前科つきを受けて断つ.
読者諸賢はラーメン店の「一蘭」をご存知なメンであろうか?それともラーメン店の「一蘭」をご存じないメンであろうか?
ボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続けるラーメン断食家であるわけだけれど,そこはかとなくラーメン店には精通するものであるから当然ながらラーメン店の「一蘭」をご存知なメンである.なによりラーメン店の「一蘭」はその特徴的な「記入式オーダーシステム」「味集中カウンター」という《店舗システム》に関して特許を取得しており,意識他界ラーメン業界にありがちな「ウチの二郎はオリジナル」といった頭のわるいパクリが起きたりしないようパクリ対策をきちんとしている抜け目のないラーメン店である.少なくともボクはそういう認識をラーメン店の「一蘭」に対してしている.
- 特開2005-063009(ラーメン店の「一蘭」の特徴的な「記入式オーダーシステム」「味集中カウンター」という《店舗システム》に関する特許).
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またどーでもいい余談ではあるけれど,ラーメン店の「一蘭」はみんなだいすきホリエモンさんをして「海外展開も大成功中である。この会社の社長は只者ではない。」と言わしめたラーメン店である.ラーメン店の「一蘭」を知らないラヲタキモメンはもぐりであると言えよう.
閑話休題(驚くなかれ,ここまでがラーメン店「一蘭」を知らない一般人はフツーにいるだろうけれど,ラーメン店「一蘭」を知らないラヲタキモメンはモグリであるという前提を書いたどーでもいい閑話.以降はラーメン店「一蘭」の社長はどうか知らないが法人としてのラーメン店「一蘭」が只者ではないことが確定したことをそこはかとなく書く閑話である).
外でラーメンを食わないラーメン断食家のボクにとってラーメン店「一蘭」のラーメンそのものがウマいかウマくないかは正直なところどーでもいい.ボクがラーメン店「一蘭」に限らずラーメン店に興味があることといえば,その経営の実態である.
なので俗世のほとんどのメンが大して着目していなかったことと思うのだが,ボクがことラーメン店「一蘭」という名前を聞く度に《あの件》はどうなったのだろうということが気になっていたことがあったのだけれど,ようやくその《あの件》に決着がついたようであるので本稿について以降はその《あの件》について書いていきたいと思う.
ちなみにもったいぶってもスデに《あの件》とはナニカについては表題に書いてあるとおりである.ラーメン店の「一蘭」が外国人留学生を不法就労させていた容疑のその後の話というわけである.
まずはその《あの件》の経緯についてボクが知っていることを振り返っていこう.
《あの件》の報道が一番最初になされたのは昨年(2017年)の11月の下旬ことだった.この際には「就労資格がないベトナム国籍の女が違法に働いた」ことからラーメン店「一蘭」に家宅捜索が入ったというニュースだった.
家宅捜索がはいったとはいってもその後,書類送検しかるのち起訴にいたらない事件は往々にしてあるものである.家宅捜索から長い期間(3ヶ月)ほどこの《あの件》には音沙汰がなかったので,もしかしたらこのまま《あの件》はフェードアウトするのだろうかとボクは思ったりしていた.
しかし気には留めておくものである.3ヶ月の時間をおいた後《あの件》は最初の家宅捜索の内容から大幅にアップグレードしていた.「就労資格がないベトナム国籍の女が違法に働」かせていた容疑から「ベトナムや中国からの留学生計10人を法定上限の週28時間を超えて働かせた」容疑になっていたのである.ちなみに容疑のかかったラーメン店「一蘭」の店舗の店長は「人手が必要だった」という言い訳にもならない言い訳をしていたことは余談である.
ここまでがボクが《あの件》について一昨日(2018年9月7日)まで知っていたことである.家宅捜索から書類送検までが3ヶ月,書類送検から一昨日(2018年9月7日)までが半年である.一昨日(2018年9月7日)までで《あの件》の最初の報道がなされて9ヶ月もの時が流れていた.
なにがいいたいかといえばボクは《あの件》は書類送検まではなされたけれど起訴はもうされないということなのではないかと思いかけたということである.
実際問題として,たとえば下記のラーメン熊五郎の残業代未払い事件などは書類送検はされたようだけれど,その後起訴はされなかったのである.少なくとも報道上,起訴されたという情報が報道されることはなかった.どういう顛末でラーメン熊五郎の残業代未払い事件が起訴に至らなかったのかはボクにはわからないが,ひとつ事実としていえるのは起訴されていないようだということだけである.
そして回りくどくなったがラーメン熊五郎の残業代未払い事件とは異なり,ラーメン店「一蘭」については《あの件》の書類送検後の進展があったのが一昨日(2018年9月7日)だったのである.それが書かれていたのが下記の記事である.
そして記事内容は下記のとおりだ.
豚骨ラーメンチェーン「一蘭」(福岡市)が大阪市内の店で外国人留学生を不法就労させたとして、大阪区検は7日までに、法人としての同社と社員4人を入管難民法違反罪で略式起訴した。大阪簡裁は罰金30万~50万円の略式命令を出し、いずれも納付された。また、大阪地検は男性社長(53)と別の社員2人を起訴猶予にした。
起訴状によると、2017年9~11月、大阪市中央区の2店で、留学生を法定上限の週28時間を超えて働かせたとされる。
法人としての同社と社長は、無届けで外国人を雇用したとして、雇用対策法違反の疑いでも書類送検されたが、起訴猶予になった。
(引用元::日本経済新聞/太字筆者)
略式起訴とは「通常の起訴手続きを簡略化した、略式手続きで処分を終わらせ起訴方法で、100万円以下の罰金・科料に相当する事件である場合に利用」されるものであるので,ボクの追いかけてきたラーメン店「一蘭」の《あの件》,つまりはラーメン店「一蘭」が外国人留学生を不法就労させた容疑に対するインシデントはこれにて一旦の幕引きになったのだろうということである.
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とはいえ9ヶ月もの長きに渡って続報はマダかと追いかけてきた《あの件》であったのでボクがモシャモシャしたこと,結局なんだかよくわからなかったことを箇条書きで書き残しておきたいと思う(いずれそれぞれのクエスチョンの答えがわかったならば追記するなり,別途ブログを書いたりしてみようと思う).
(1)なぜラーメン店「一蘭」が外国人留学生を不法就労させていた容疑の起訴*3に家宅捜索から約9ヶ月も要したのか?というクエスチョン.
これについては起訴状を閲覧することによって詳細が分かりそうな気がするのだけれど,ボクの認識では基本的に起訴状は事件当事者しか閲覧できない認識でいる.つまり起訴状閲覧の希望を出しても閲覧することができない可能性が高いということである.
つまり《あの件》に関して言えば法人としてのラーメン店「一蘭」と社員4人に前科がついたことになるのだと思うのだけれど,具体的に社員4人が誰なのかもわからないということである.
(大阪のラーメン店「一蘭」の中からそれらしい店舗を見つけることができれば,当然それらしい人物にいきつくことは当然できるのであろうけれど,ボクは今回そこまで調べるつもりはない.)
(2)ラーメン店「一蘭」以外の「飲食店」でも外国人留学生の不法就労は横行しているのではないかという素朴なクエスチョン.
ラーメン店で働くことは外国人技能実習制度の対象ではないし,外国人留学生が国内の大学を卒業した後に就職する先としてラーメン店ほどバカげた就職先はボクはないと思っている.
しかし《あの件》の書類送検の際にラーメン店「一蘭」の店舗の店長が「人手が必要だった」と言い訳にもならない言い訳をしていたとおり,昨今の日本の労働市場は未曾有の人手不足である.特に感情労働を強いられる飲食店は真っ先に敬遠する職場のひとつであるといっても過言ではない(少なからずボクは飲食店で働くのは向いてないこともあるので働かないつもりだ).
そういった厳しい未曾有の人手不足な労働市場の中において同様のインシデントがラーメン店「一蘭」のみで起きるとはボクには俄に信じがたいのである.むしろきっと他にも露呈していないだけで外国人留学生に限らない不法就労を助長している飲食店はあるはずであるとボクは睨んでいる.
というわけで今後も同様のインシデントが報道されないか,ボクは観察を継続したいと思っている.
(3)ラーメン店「一蘭」は「味集中カウンター」を廃止したほうがよくないか?という素朴なクエスチョン.
最後の3つ目は3の法則が好きなボクのこじつけである.しかし至って真面目なこじつけである.
今回の一連の《あの件》,ラーメン店「一蘭」が外国人留学生を不法就労させていたインシデントについては,「味集中カウンター」というどんなスタッフがどんな働き方をしているのか見えづらいラーメン店「一蘭」で起きた.つまり客の立場から観たときにこの店,外国人を不法就労させてるのではないか?ということがわかりにくい店舗システムを導入しているラーメン店で事件が起きたということである.
逆をいえばよく最初の家宅捜索に至った「就労資格がないベトナム国籍の女が違法に働いた」ということが露呈したものだなというのも素朴にクエスチョンなわけなのだけれど,フツーに新聞に書かれていることを読んでいる限りではその裏になにがあったのかわからないのでボクにはこれ以上は分かりかねるものだ.
とりあえずフツーに「味集中カウンター」で運営を続ける限りは客の立場からは外国人留学生を不法就労させてそうか,外国人留学生を不法就労させてそうではないかがわかりにくいままなわけなのだけれど,ラーメン店「一蘭」が今後《あの件》の再発防止のためにどういった対策を講じていくつもりなのか,ボクはラーメン店「一蘭」の動向をこれからも観察していくつもりだ.
ーー以上である.
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とりあえず冒頭で紹介したホリエモンさんの記事にもあるとおりラーメン店「一蘭」がいかに只者ではないかということはたっぷりとわかっていただけたかと思う.そしてそんな只者ではないラーメン店でなにも考えずに「ラー活お疲れ様です!」するのはさすがにきもちわるいから控えたほうがいいと思いますよということをもってラーメン断食家としてのボクからの結びの言葉とさせていただきたいと思う.
それではまた会おう,さらばだ諸賢!
《アイキャッチは訴状のイラスト./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》
参考:
- ラーメン「一蘭」の特許「味集中カウンター」、何が法的に保護されているの? - 弁護士ドットコム
- 略式起訴とは?前科になるのか?略式起訴とはどういうことですか? - 弁護士ドットコム
- 新着情報|天然とんこつラーメン 一蘭
2018年9月9日現在,ラーメン店「一蘭」の公式ホームページには《あの件》に関する新着情報は一切あがってきてはいない.よくある意識他界ラーメン店同様の自分に都合のよいことのみを伝えるスタイルらしくたいへんに信用がおける会社だなあとボクは微笑ましく思いながら観察することにしている.
類似事件についてボクが読んだ記事.
- (2019年6月7日10時08分)テリー伊藤さんの兄を書類送検 卵焼き専門店、就労資格のない中国人働かせた容疑 - 毎日新聞