#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

復習らーめん【'16年153杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鰤あら出汁醤油SOBA

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂の鰤あら出汁醤油SOBA

  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 鰤あら出汁醤油SOBA (2016年153杯目)
  • 値段: ¥1000 +チャコ飯(鰤大根定食)450円
  • 日付: 2016-11-12

 大つけ麺博が終わって戻ってきてからの六感堂週末限定はそれこそ本当に「神っている」。

 何というか外でチャレンジしてきて店主の六感キング氏とチャコテンチョー、各々何か火がつくものがあったのだろうか。覇気が違う。

 そんな六感堂の今回の週末限定、鰤を使うという。魚編の漢字はどうにも覚えられなくて魚編に師ってなんだったっけ、と調べてみると「ぶり」だという。

 わたしが知らないだけかも知れないが、鰤あら出汁のらーめんなんてこのかた聞いたことがない。

 しかもいつもなら炊き込みご飯のところが定食という告知。定食?しかも鰤大根?鰤大根はもちろん美味しいだろうけど、それとらーめん、合うのか?キング氏、ついにやっちまったか?そう思いながらお店に向かう道すがら週末限定の告知を読みつつ物思いにふけりながら、六感堂の戸をくぐった。

 さて懐疑心はあれどもわたしの目当てが週末限定であることは変わりない。食券を買い求め、席に着き、じっと週末限定ができあがるのを待つ。

 そして、待つこと10分するかといったところで鰤あら出汁醤油SOBAとご対面。

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 鰤の切り身がラーメンにっていうのはおじさん初めて。まさか鰤がらーめんに合うなんて。目からウロコ。

 そこででてきた鰤あら出汁醤油SOBA、まずふつーに驚いたのは鰤の切り身が入っていること。出汁をとるだけでなく切り身いれてしまったよ。大根まで、、、。これ、本当に旨いのか?懐疑心はさらに高まる。しかし、ここまできたら引き返せない。ままよ、と流儀に従ってスープをまずは啜る。

あれ?

なんだこれ、旨いじゃないか!?

 リアクションの結果を想像できてしまうようなものの書き方をしてしまったが、懐疑心があったことは事実。しかし、一口スープを啜り、具材、麺を食べてみるとそんなものは一気に霧散してしまった。キチンと鰤感がでているし、それが麺とも具材ともキチンと調和がとれている。

 これはスゴいよ、マサルさん!

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 トッピングのグリーン雲呑を別だしの配慮が嬉しい。今回の麺に関して言うとたしかにらーめんにトッピングされるよりも別だしの方が美味しかった。

 ちなみにお店のTシャツを着ていくとサービスしてもらえるトッピングは最近お気に入りのグリーン雲呑。さすがにこれは鰤あら出汁スープには合わないというキング氏の気遣いで別だしにしてくれるという配慮が。こういう細かな配慮をしてくださるあたりが本当、キング氏の素晴らしいところだ。 この形で別だしのグリーン雲呑を食べたのは初めてだったのだが、この食べ方は食べ方でとても美味しかった。単品で頼むのもありなんだなあ、この雲呑はという新しい気づき。

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 いつもならチャコ飯は炊き込みご飯なわけだが、今回鰤定食。またこの定食というスタイルが今回のらーめんとベストマッチ。鰤づくし、さいっこーでした。

 そして鰤大根定食。そもそもらーめん店で鰤大根定食がでてくるなんて思わないでしょう、という。しかもこれが堂に入っているんだからやになってしまう。しかも、これまた鰤あら出汁の「らーめん」とは合わないでしょうなんてことはなくて、絶妙なまでにあっちゃっているんだから困りもの。文句のつけようがないですよ。

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 今回の全メニューを一枚にまとめるとこのような具合。和中折衷とでも言えばいいのだろうか。見た目不協和音を奏でそうだが、その実、味の調和はベストミックス。

 全部メニューがそろった写真を最後にあげておくとこんな感じ。正直、和なんだか中華なんだか訳が分からない。しかしそれでいて、味の調和は絶妙で文句のつけようがないっていうのだから、これぞ捻くれらーめん店の真骨頂と言ったところではないだろうか。

 いや、一本も二本も三本も取られてしまった週末限定だった。素晴らしいとしか言葉がない。

ご馳走さまでした!

余談

www.hobonichi-ramen.com

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 六感堂さんでは、2016年10月末に参戦された大つけ麺博以来、使用する柚子を埼玉毛呂山の柚子に変えている。この回の限定麺は特にその柚子の薫りが具材とマッチして最高の味と薫りを堪能することができたという点でわたしの印象に深く刻まれた。埼玉毛呂山の柚子はお世辞抜きに香りが素晴らしい。ふるさと納税の返礼品としていただくのにはお世辞抜きにとてもよい品だ。

店舗情報( 2016-12-05 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 9席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ https://www.facebook.com/pages/%E9%BA%BA%E5%B1%8B-%E5%85%AD%E6%84%9F%E5%A0%82/853828461311022?fref=nf
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 大つけ麺博限定矢作兼シールは在庫あり

お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年150杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)のトマトと牡蠣のエスプーマ和えSOBA

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂のトマトと牡蠣のエスプーマ和えSOBA

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 牡蠣をミキサーにかけると緑色になったというは六感キング氏の計算かと思いきや偶然だったというズッコケ話はさておき。味は文句なしの絶品。エスプーマ和えSOBAは定期的にやってほしい。

  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / トマトと牡蠣のエスプーマ和えSOBA (2016年150杯目)
  • 値段: ¥1200 +チャコ飯(牡蠣ご飯)300円
  • 日付: 2016-11-05

 9月から祝日がそれなりにあったため、六感堂さんにきてばかりのわたし。

 文化の日にきたばかりで間をさしておかずの週末限定。大つけ麺博からの六感堂エスプーマ和えSOBA三連投目。色合いも雲丹の黄色、トリュフの灰色、そして今回、牡蠣の緑色。え゛?

 牡蠣の緑色?!牡蠣ってエスプーマというかミキサーにかけると緑になるのか!?

 この緑、狙ってやったんですか?と思わず店主の六感キング氏に聞いてみてしまったのだが「計算ですよ」と答えておけばよいところをヘンなところで正直なキング氏「偶然なんですよw」とのことw

 全くこのキング氏というお方は全くもって喰えないw 今回のところで言えばむしろ「計算ずくですw」と言ってしまっていいところなのだが、こんなところでは正直に偶然と言ってしまうあたり本来の人間性が出てくる。根は本当に正直な方だ。

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 緑のエスプーマの見た目が素晴らしい。まさに六感堂グリーン。牡蠣とグリーン雲呑の緑、トマトの赤、チャーシューのオレンジ、そして紫たまねぎの白が目を楽しませてくれる。

 ちなみに、そんなキング氏は牡蠣が嫌いというこれまた逆に臍曲がりの様相を表に出しつつ、今回の牡蠣のエスプーマは自身でも旨いからイケると思いますよ、と自信ありげ。そしてそういうキング氏が自信ありげのときは本当にこれが旨いもんだから、なんか客のこっちは狐につままれたような、なんか歯がゆいようなそれでいて嬉しいようなそんな不思議な心持ちにさせられてしまうから。結局のところくやしい。くっそー。きっつー。

 ちなみにチャーシューは先日の大つけ麺博で使ったチャーシューを角切りにしたもの。そして六感堂の週末限定では鉄板のドライトマト。レギュラーメニューでも使われている紫玉ねぎと青ネギ。そして最近お目見えのグリーン雲呑をトッピング。どれも単品で食べてもおいしいが和えSOBAよろしく混ぜて同時にいただくとさらに旨い。

 危うくそのまま全て平らげてしまいそうになるところを週末限定炊き込みご飯(通称チャコ飯)を最後にインして〆る。

 やはり最後まで旨い!これだから六感堂週末限定はやめられない。

 ご馳走さまでした!

了:2255文字

余談

 大つけ麺博からの六感堂エスプーマ和えそばの歩み、是非以下のリンクから楽しんでみてほしい。

www.hobonichi-ramen.com

www.hobonichi-ramen.com

店舗情報( 2016-12-05 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 9席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ https://www.facebook.com/pages/%E9%BA%BA%E5%B1%8B-%E5%85%AD%E6%84%9F%E5%A0%82/853828461311022?fref=nf
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 大つけ麺博限定矢作兼シールは在庫あり

お題「復習らーめん

復習らーめん【'16年148杯目】支那そばや(神奈川県横浜市戸塚区)の鮭だしらぁ麺

目次

本日のおしながき:支那そばや(戸塚本店)の鮭だしらぁ麺

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  • ラーメン屋 / 支那そばや 戸塚本店
  • 今日の一杯 / 鮭だしらぁ麺 (2016年148杯目)
  • 値段: ¥1,020 大盛価格
  • 日付: 2016-11-01

 大変失礼を承知で正直に忌憚のないところを言わせていただくならば、わたしは支那そばやさんはそこまで美味しいらーめん店さんだと思っていない。

 故佐野実氏が存命の際にお店に来たことがないので、当時がどうだったかはわたしには分からないのだが、今年の1月に初訪させていただきを食べたのだが何の感動も得られなかった。氏が存命のころテレビでかなり辛辣な言葉をさまざまならーめん店の店主に浴びせていたのを記憶しているのだが、あれは一体何だったのか、と思わざるをえなかった。それが前回。

 今回はラーメンラリーという文脈があったので、再訪してみたのだが、おそらく今後はそういった文脈があっても訪れることはないだろう。

スタッフの方々は感じがよいので応援したくなるらーめん店さん。
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 見栄えも残念ながら、よいとは言い難い鮭だしらぁ麺。味もわたしの感覚ではさほど美味しいとは言えなかった。素材はいいものを使っているから千円超えなのだと思うのだが、同じ値段を払うならわたしは他のらーめん店さんに行きたい。

 酷評となってしまうのだが、今回いただいた鮭だしらぁ麺についても、以前に食したらーめんと同様。やはり麺が美味しくない(不味いというのではなく昨今もっと美味しい麺が他でいくらでも食べられるのであまりに比較して遜色がひどい)。自家製麺を謳っているのだが本当に自家製麺なのだろうかと疑いたくなってしまう。

 今回食べてみた鮭だしらぁ麺に関して言えば、スープに鮭感がまるで感じられなかったのも残念。頑張ってスープを味わってみたのだが、食べ終わる少し前くらいに気持ち「これ、鮭っぽいかも」とおもうところがあった程度。

 前に来たときも同様のことを思った記憶があるのだが、唯一平均点以上だと思えるのがチャーシュー。チャーシューは美味しい。

 東京からラーメンラリー以外の文脈でこちらに足を伸ばすのは正直今後は難しいだろう。

 ちなみにラーメンラリーだが、これもちょっとひどい。5種類(うち2種はキラシール)とのことだったがわたしが手に入れた4種(うちキラシールは1種)はデザインがすべて一緒。おそらく手に入らなかったもう1種類のキラシールもデザインは同じなのだろうと思っている。異なるのは台詞のみ。きっつー。

 デザインも異なるのだと思って期待していたのでかなりガッカリしてしまった。

 この台詞も故人にはもはや語る口はないわけだが、今回食べたラーメンを後に読むとどれもむなしく響いてしまう。食べたこちらがツラくなってしまった。

 特に「客との真剣勝負!!」「客へのお礼は味で返す!!」の二つに関しては物言いしかつけられない。

 前者については客に完全敗北だと思うし、後者に関しては故人の意志を継ぐなら現代に通用する味にもっと磨きをかけるべきなのでは?と。

 スタッフの方々の人当たりはとてもよかったので、わたしもこんなブログは書きたくなかったが、正直心苦しい。しかし、是非支那そばやさんにはこの汚名を味で返上してみてもらいたい。

 わたしの場合、戸塚は足が遠いのでよほどのことがないかぎり次に伺えることはないと思うのだが、味で汚名を返上し、勇名を再度日本全国に轟かし捲土重来を果たしていただけることを願っている。

ご馳走様でした!

了:2252文字

店舗情報( 2016-11-01 現在)

項目 詳細
店名 支那そばや本店
ジャンル ラーメン
住所 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4081-1
交通手段 JR戸塚駅、市営地下鉄戸塚駅より徒歩5分。東海道(旧国道1号)「清源院入口」信号すぐ。戸塚駅から224m
営業時間 11:00-20:30(L.O.)(売り切れ次第終了)
ランチ営業、日曜営業
定休日 不定休
カード 不可
席数 20席(4人テーブル×3卓、カウンター8席)
個室
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近隣にコインパーキングあり。)
オープン日 2008年11月1日
看板メニュー 醤油らぁ麺
ラーメンラリー有無

お題「復習らーめん」:正直、この手のネガティブフィードバックなブログを書くのが一番しんどい。所要時間15分ほど。

復習らーめん【'16年145杯目】麺屋六感堂@大つけ麺博のいくらと雲丹のエスプーマ和えSOBA(’16年10月28-30日週末限定)

目次

今日のおしながき:麺屋六感堂@大つけ麺博のいくらと雲丹のエスプーマ和えSOBA

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大つけ麺博のフォトブースで写真を撮ると萌える。


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂@大つけ麺博第4陣
  • 今日の一杯 / いくらと雲丹のエスプーマ和えSOBA (2016年145杯目)
  • 値段: ¥810 (セブンチケットで前売り券購入)
  • 日付: 2016-10-28
まさかまさかの六感堂名物週末限定@大つけ麺博爆誕!

大つけ麺博第4陣に10月25日-31日まで出店中の六感堂さん。スタッフ総出で出店営業にいかれてしまっているので、開催期間中はお店での営業がない。

六感堂さんといえば、名物は週末限定なのであるが、この大つけ麺博出店中には週末限定はないものとばかりわたしも思っていて、この週末は他のお店に遠征(まあ、結局金曜日に六感堂さんに伺ったので、遠征しにいくわけなのだが)しようと思っていた。

ところが!まあ、こんなエントリを書いているくらいなのでお察しな内容ではあるのだが、なんとキング氏、運営に掛けあって本来どうやら大つけ麺博運営的にはNGな週末限定@大つけ麺博をやってくれることになったのだ!オロロ〜ン!!
(週末ってことなので、明記はされていないが 28,29,30 日の三日間の限定だと思われる。)
追記したが、どうやら28日から全部で150食の限定だったようで、売り切れた模様。

まあ、そうなったらわたし的には行かない手はないよねってことで、再度前回同様セブンチケットで前売り券を購入してまたしても新大久保駅から大久保公園に向かうことにした。

それにしても前回大つけ麺博に行った25日も雨、今回も雨。つくづくわたしが大つけ麺博に行くときは天候に恵まれない。雨男ではないはずなんだが、今年はそもそも雨が多すぎる。致し方ない。

人生初職質も最後に勝ったのはオレです!

さておき、いざ新大久保駅に着いて大久保公園に向かおうとすると、新大久保駅の改札を出てすぐのところの陸橋したで何やら大声で呼び止めてくる声がする。

「おい、キミ!!!待ちなさい!!!!」

何事だと、振り返るとそこには警察マンらしきオッサン。

「ちょっと職務質問だけど、いいかな?」

はあ?!まあ、いいけど、何でわたし?

ちなみにたしかにわたしは見た目がイカツイ、それは認めよう。

しかし犯罪に関しては前科の一欠片もないまさに無垢な童貞。筋斗雲にも乗れちまうレベルの水洗便所よりもキレイな心の持ち主、オールグリーン都民なんだが?この警察マンには何をもってわたしに職務質問をかけてきたのか。

「今日はどういう用事でここには来たの?」

慇懃無礼な警察マンだな、と思いつつ、大久保公園の大つけ麺博に行こうとしてるだけなんだが?と伝える。

すると「ああ、ラーメン」と鼻で笑う警察マン。このやろう、警察マンでなければ捻り上げてやるところだ。全く世の中はポイズン。

そんなポイズンな世の中の中にあって、ラーメンはわたしにとっての癒やしだ。そのわたしの癒やしを鼻で笑うような権利は警察マンだろうがありはしないだろうに。

ちなみに職務質問は断ることができないものだ。素直に応じないとそれこそ公務執行妨害などになってしまうことくらいはわたしも知っている。

職務質問の要件
職務質問を適法に行うことのできる要件は、以下のとおり、警察官職務執行法2条1項に細かく定められている。
・異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者
・既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者
引用:職務質問 - Wikipedia

わたしの行動のどこに「異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者」とみなす何かがあったというのだ。全く失礼な話だ。。。

とりあえずおとなしく職質に応じることにこの時はしたのだが、あとになって次からはこうしようと思ったことがあるので備忘のために箇条書しておこう。

  • 本当に警察マンなのか手帳などを提示させる。
  • 提示させてもらった手帳や警察マンの顔写真は写真を撮らせてもらう。
  • なぜ自分を職務質問の対称とみなしたのか理由を説明させる。
  • 聴取の内容は録音させてもらう。

そう、これら全部できる。そう、iPhoneならね。ありがとう故スティーブ・ジョブズ。

一応、書いておきたいのだが、わたしが職質されたのは今回が人生で初だ。ほげ十年人生を生きてきているが、人生初。初体験。まぢいらねーこんな初体験。きっつー。

「とりあえず荷物を確認していいかな?」

という警察マン。アタマに血がのぼり怒り心頭かつしぶしぶではあるが、全く何も後ろめたいものなどないので素直に応じるわたし。そんなにそもそもモノをもっていなかったのだが、以下のダンボーのモバイルバッテリーが出てきたところでフリーズする警察マン。

「これは何だね?」

警察マンにはこれが爆弾にでも見えるんだろうか。これは何だね????見て分からんのか。

何がこれは何だねナンダネ、フシギダネ。いや、どうみてもモバイルバッテリーでしょ。

ダンボー知らねーのか、キミは、と。この警察マンとは絶対トモダチにはなれる気がしない。それともこのダンボーのモバイルバッテリーが最近話題の Galaxy Note7(参考: 米国運輸省、全フライトでGalaxy Note 7の機内持ち込みを禁止 | TechCrunch Japan)にでも見えるのかキミは、と。

そろそろいい加減、解放して欲しいんだが。オレはただラーメンが食べたいだけなんだよ。飯テロはするけど、物理的に人を傷つけるような行為はしないんだよ、ラブアンドピースで生きてるんだよ、このラーメンおじさんはね。

しばし続く荷物の物色。やっと満足したのか解放されることとなった。

ここまできたら、今度はこちらの番だ。ラーメンおじさんの逆襲。逆に言わせてもらいたいことは言わせてもらっておくことにした。

まず、謝罪しろ、と。何の問題もないわたしに慇懃無礼な態度をとったことを警察マンに謝らせた。

ついでなので、いくつかお説教もしておいた。

まず、わたしを怪しいと思って職質するくらいならもっと明らかに怪しいというか民度が低い連中を注意してまわることくらいしろ、と(このとき何で職質してきたのか理由を聞けばよかったのだがアタマに血が昇りすぎて聞けなかった)。

民度の低い日本でならいくらでも注意してまわれる相手に事欠かない。

少なくともちょっと街を歩けば以下のような人物にはイヌも歩けば棒に当たるだろ、と。イヌならイヌらしくちゃんとぶつかっておいてくれ。

  • 歩きタバコやポイ捨てなどをきちんと注意しろ。
  • 道交法改正後もまったく交通ルールを守らない自転車(特に幼児2人同乗用自転車ユーザ)をキチンと指導しろ。というか道交法違反してるものはキチンと法にしたがって罰金徴収しろ!

警察マンはやるべき仕事をやっていない。ちゃんと仕事しろ!と。

役にたって欲しい時には民事不介入の原則だなんだとご都合主義で何もしないくせに、どうでもいいときだけこっちの時間を浪費させるとか片腹痛い。最初は言い返してきていたが、わたしの剣幕に気圧されたのか、なにもどうやら言い返せない警察マン。

www.jiji.com 仕事をしろ警察マン。

正直わたしの溜飲はおさまらなかったが、少しは警察マンも反省しているようだったので、もういい、とわたしも警察マンを解放してやることにした。

ちなみにこれもあとで気がついたのだがハロウィンだから警戒態勢を強化していたのかもしれない。だが、それなら余計にもっと怪しい人間はいくらでもいたので、ホント、警察マン(まあ、警察マンに限らないが)の人を見る目はないな、と。人に頼って職質云々するくらいなら、監視社会などそれはそれで御免被りたいところではあるが、監視カメラの画像をリアルタイムで解析し、犯罪者の挙動から学習して犯罪を起こしそうだと思しき人物がいたら警告を警察マンに送るような (ry

参考:進化する監視カメラ、犯罪者の“オーラ”を検知:日経ビジネスオンライン

まあ、マイノリティ・リポートみたいな世界はわたしも望むところではないが、こんな原始時代モコモコな人を見る目もない警察マンの偏見と主観で職質されるような時代はさっさと終わってもらいたいものだ。

マイノリティ・リポートのような世界は望まないが映画としては面白い。

悔やまれるのは後になって上述したような警察手帳を提示させるとかいった警察マン側の身分提示をキチンとさせるべきだったということ。もしそれこそ今回わたしに職質してきたのがハロウィンの仮装警察マンだったとしたら、わたしはいい面の皮だ。

雨だったので再度大つけ麺博の人はまばら。勝ったのはオレです!たっぷり!

ん????で何の話だったんだっけ。。。。

そうそう、これはラーメンのブログだった。ラーメンを食べに行こうとするとなんかネタが出来てしまうときがあるので、ついつい脱線してしまう。

では本線に戻そう。不愉快なことがあった新大久保駅から25日に大つけ麺博に行った時と同様、ホテル街を抜けて大久保公園へと爆進する。途中、こいつらのことを職質しろよと思うような男女を何人も見かけたが、キニシナイキニシナイ。

さてついた大久保公園。前回同様正面からではなく真ん中らへんのラーメンとつけ麺両陣営の真ん中に位置する入り口から入る。

この日も雨だったので人はまばら。これは計算通り。雨で寒い日で職質にもあうわでとにかくアンラッキーな日だったがそこだけはラッキー。

ここでたっぷり言わせてもらうならば最終的に「勝ったのはオレです」ってこと。終わり良ければ万事よし。

ジョジョリオン第5巻の定助ばりにたっぷり言わせていただきます。「勝ったのはオレです!」

いくらと雲丹のエスプーマ和えSOBAを食べられて、やっぱり勝ったのはオレです!
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和えそばっていうか、雲丹のエスプーマ豪勢スープに麺が完全に沈んでるんだがw(嬉しい悲鳴)。


って、、、ラーメンラーメン。まだ終わってなかった。雨なのでどのお店も空いていたが、六感堂さんの場所は一回来てるのでわかってる。一直線に向かう。とは言え、並んでる人が今回はいたので三人目。

チケットをチャコテンチョーに渡し「限定まだありますか?」と聞くとありますよ、とのことで限定でお願いします、と。

待ち時間は7分くらいだったろうか。

いくらと雲丹のエスプーマ和えSOBAとご対面。

このあともしばらく正直引きずったのだが、職質のショックも和らぐ赤・黄・緑の原色系の美しい和えそば。

例によってフォトブースで頑張ってキレイに撮ってみてから、実食。

雲丹のエスプーマがモリモリの和えそば。和えそばといいつつもはやエスプーマがスープ状態になっているので超絶豪華。大つけ麺博の会期中にキング氏がスタッフから請われてつくっていた賄い麺があったがそこから着想を得たのかもしれない。

イクラと雲丹の濃厚同士のコンビネーションが絶妙。紫玉ねぎのシャキシャキ感もいい食感を手助け。

そして今回はなにより角切りのチャーシューが旨かった。これは網焼きしているチャーシューを角切りしたものなのだろうか。いつもお店で食べるときにはこういったチャーシューが提供された記憶がないので、大つけ麺博プレミアムを個人的に一番感じたのはチャーシューだったな、と。

ちなみにこの後、もちろん投票は六感堂さんにしたのだが、限定麺を提供したことで大つけ麺博の規約違反(事前に決めたメニュー以外を出すことなのか、それともイクラや雲丹のような生物を出したのがダメなのかは不明)?なのか六感堂さんへの投票は無効になってしまったとのこと。

参考:

まあ、そもそも人によって好みは違うし、全食食べて投票を受けているわけではないので、つけ麺とラーメンで優劣を競うことや、投票数を競うことにどれだけの意味があるのかと言ったらわたしはないと思っているので、キング氏の選択を支持したい。

大つけ麺博は10月31日までなので、このエントリを書いた時点でまだ数日残っているのだが、六感堂さんには最後まで頑張っていただきたい。

ペナルティを受けてまでの週末限定麺の提供には脱帽です。

ご馳走様でした!!

あれ????もしかして最後に勝ったのは六感堂?!

(所要時間ダラダラと2時間くらい)

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

追記:完売したようです。(2016-10-29 17:54)

150食限定という告知をわたしは一日あたりの限定食数と勘違いしていたのだが全部でという意味だったようだ。

本限定は29日の17時ごろに売り切れた模様。

参考:

復習らーめん【'16年144杯目】麺屋六感堂@大つけ麺博2016の芳醇和出汁塩SOBA

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂@大つけ麺博の芳醇和出汁塩SOBA

  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂@大つけ麺博
  • 今日の一杯 / 芳醇和出汁塩SOBA (2016年144杯目)
  • 値段: ¥810 +特製トッピング500円+もつ煮300円+エスプーマ200円
  • 日付: 2016-10-25
予習したとおりにチケットはセブンチケットで購入。
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ウェブで申し込んでコンビニでチケットを買うという意味不明なシステムのセブンチケット。


事前予習したとおり、まずはセブンチケットでラーメン並盛り一杯のチケットを購入。

ウェブから申し込んで、店頭で支払いをしてチケットを受け取るという謎システムだが仕方ない。

流れ的にはこんな感じ。

  • セブンチケットのサイトでチケットを申し込む。
  • チケットを決済するための13桁の番号が発行される。
  • この番号をセブンイレブンのレジで伝えれば決済できてチケットが受け取れる。
    (ブラウザ上に表示される番号を控えてレジで伝えるor申し込みをプリントアウトできるのでプリントアウトしたものを店頭にもっていく。)

ちなみにラーメン並盛り一杯を食べるなら会場でチケットを購入するよりこちらの方が50円お得だ。たかが50円されど50円。

しかし、ウェブで決済してチケットはアプリなどで提示の方が手間が少ないんだが、、、とは思ったが、まあ、仕方ない(50円得はしたが、面倒くさかったため気分的には損した気分だった。セブンイレブンはこんなだからオムニチャネルうまくいかないのだと思うのよ。絶望的にセンスがない)。

さておき、チケットは手に入ったのであとは会場に行くだけ。左手はそえるだけ。

大久保公園へは新大久保駅から徒歩で8分。
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大久保公園へは新大久保駅から向かってもラブホ街を突っ切ることになった。きっつー。


ちなみに会場である大久保公園へはJR新大久保駅から歩いていった。新宿から歌舞伎町方面を歩いていくのが嫌だったからだ(その界隈は正直好きではない)。

とは言え、新大久保駅から大久保公園へ向かうときにGoogle Mapsからサジェストされた上の経路もたいがいだった。このルート、思いっきりホテル街なのだ。この経路で大久保公園に行ったことはなかったのだが、ホテル街だったことに関しての意外性はゼロ、レスザンゼロ、永遠のゼロ。

そこかしこでホテルの中へと消えていく男女を尻目にバツが悪いのも気にせずズンズンと大久保公園へ向かうことになった。

きっつー。なんだこのバツの悪さ、きっつー。

しかし、こんなまだ18時前後でモーテルのベッドの上で合体グランドクロスできるような連中には少子高齢化なんてどこ吹く風なんじゃないか?なんて思ったりもした。

いやいや、今はそんな合体グランドクロスしてる連中のことを妄想している場合ではなかった。目的地は大久保公園なのだ。先を急ごう。

ちなみに最後、公園手前で左に曲がるようにサジェストされていたのを一本先にまで通りすぎてしまったので、下の写真の正面ゲートからではなく公園真ん中へ入る入口からわたしは入ることになった。

雨と時間帯のせいか人はまばら。勝手が分からないが適当にウロウロして六感堂さん発見!
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写真は正面の入口だが、正面の入り口から入るより中程の入り口から入ったほうがつけ麺、ラーメン両陣営のちょうど真ん中らへんに入ることができる。


雨だったのと時間帯も一般的な会社が定時の時間帯だったことも手伝ってか人はまばら。本当の正面のエントランスから入らなかったこともあって勝手がなかなか分からない。

どうしたらええんだ、これ?

どの人がスタッフなのかも今ひとつ分からないのでとりあえず場内をウロウロ。いざとなったらスタッフにガンガン聞くのだが、基本聞かないでできるところまでやってみてしまいたい質。 (大つけ麺博のまとめ的なものは最後に書いたのでよければ参考にされたい。)

目的は六感堂さんなので、六感堂さんを探す。

「お、あった!」

見つけた。緑と白で統一された佇まいで一際目立つ六感堂さんのブース。クララが立った!

これまた予習通りに六感堂さんの塩SOBAをフルトッピングで!
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遠くからこそ〜り撮ろうとしていたのだが、目ざとく気づいて満面の笑みで応じてくれる漢、それが六感キングという漢。マヂイケ麺。しかし、このイタズラっ子っぽい笑みには隠された意味もあったようだ。後述するがこの写真を撮った後、六感キング氏から「来い来い」されて行ってみたらまさかの邂逅が!?六感キング氏、マヂ油断できないわー、おそろしいおそろしい。


どのお店にとってもよろしいことではないが、全般的にガラガラな大つけ麺博。六感堂さんもわたしが行ったときにはわたししかいなかった。

とりあえずキング氏にご挨拶。

「お約束どおりきましたよ!」

「お待ちしておりました」とキング氏。

全ての顧客にキング氏はこの言葉をかけているのはもちろん知っている。しかし、それは知ってはいてもやはりこの言葉、嬉しいんスよね。これにやられて六感堂さんに通う客も少なからずいるに違いない。

さて、嬉しがっている場合ではなく注文、注文ということでまずは事前に買ってきたチケットを渡す。そして予習通りに全てのオプションを注文していく。

  • 特製トッピング ...  500円。
  • 日替わり煮込み(この日はモツ煮込み) ... 300円。
  • 日替わりエスプーマ(この日はウニのエスプーマ)...200円。
  • そして、大つけ麺博会場限定のラーメンラリー ... 500円。

しめて1,500円。どうせ楽しむならとことん楽しまなければ損。

ちなみに注文と会計を担当してくださったのは、浅草橋のろく月の店主殿だと思われる。丁寧に対応してくださり感謝!

ちなみに調理を待つことはお店と同じく10分ほど。

ただわたしの場合、特製トッピングを頼んだのでおそらくデフォのしおSOBAを頼むより時間かかったと思われる。というのも炭火炙り焼きチャーシュー、本当にその場で網で炙って焼いていたのでね。しかもキング氏直々に。普段のお店での営業をしているときにはレアチャーシューに包丁入れてるシーンは見れても、網でチャーシュー焼いてるキング氏は見られない。かなり新しい。激レア。

最後にエスプーマをかけてもらって完成。

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六感堂さんではお盆を貸してもらえる。もちろんちゃんと返したよw


ここでひとつ嬉しいのが六感堂さんの場合、お盆を貸してもらえること。六感堂さんでフルフルに注文すると肉煮込みとラーメンと持つのが大変。このアイデア、キング氏のアイデアらしいのだが、本当にありがたかった。さすがキング氏、デキる漢だ。

フォトブースを楽しもう。
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フォトブースでラーメン写真を撮れると高まる。萌える。


さて、ここで実食、と普段ならなるところなのだが、ここは大つけ麺博、長いこと続いてるイベントだけに一つ妙味がある。

Photoブースのようなものがあるのだ。黒のテーブルの上に照明(自分の好みの方向に変えられる)のラーメン写真を撮るため専用のブースがあったので、そこで思う存分写真を撮っておいた。

最近はどことは言わないがラーメンを楽しんでもらうために写真厳禁とか謳っているラーメン店があったりするようだが、今やラーメン(に限らず)は写真を撮ることは前提に楽しむものだというのが、このラーメンおじさんの持論である。まさに異論反論オブジェクションなのである。

大つけ麺博、諸手を挙げていいイベントとは思っていないが、このあたりはよくわかってる!さすがである。

余談だがラーメンの写真を撮ってもらうことをラーメンを楽しむことの前提においたら、ラーメンの作り手も自分がつくるラーメンを進化させる伸びしろが広がるとわたしは思っている。そういう伸びしろを自ら封印してしまうようなつまらないラーメン屋にはわたしは行きたくないな、と。

屋外の食に対するネガティブなイメージが少し払拭された一杯。
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特製トッピングと日替わりエスプーマ、フルトッピングは大正解!


写真にも満足したので、いざ実食。あまり写真を撮るのに時間を割いていると麺がのびるからね。麺がのびてしまうのはわたしだって望むところではない。

正直なところを言うとこういう外のイベントで食べるラーメンが旨いわけがないと思っていた。これまでの第3陣までの間に年間600-800食食べるラヲタ勢がこちらを訪れてウマーウマー言ってるのを見ていて、本当かよ、お前らの舌、麻痺してるだけなんじゃあないのか、と思ってしまっていたのだが、大変申し訳なかった。この場を借りて謝りたい。大つけ麺博のラーメン、六感堂さんの一杯しか食べていないが、大変美味しかった。これはウマーウマー言ってしまうのも致し方ない。

お店で食べた方が間違いなく旨いのも間違いないのだが、これこそコト消費というヤツだろう。今回の体験はお店ではできない。予習時に運営-ラーメン屋-客のLose-Lose-Loseだと書いてしまったが、客は少なくともWinなのでちゃんと客がついていけばだが、Win-Win-Winにはなれるのね、とも納得。

そういう意味では六感堂さんの特製トッピングと日替わりエスプーマは足して正解。大正解。

エスプーマとグリーン雲呑と炙り焼きチャーシューはこれだけでずっと食べれちゃうレベル。特に炙り焼きチャーシューはよかった。チャーシューの焦げ感がスープに焦がし感というアクセントを加えるのでスープが一段二段うまくなる。

そしてラーメンじゃないのかよと言われてしまいそうだがモツ煮込みが旨すぎ。雨が降ってしまったのでこのあとジョギングはしにいかなかったのだが、そのつもりでいなかったらきっとビールなども一緒に頼むとビールが捗っただろう。

野外イベントゆえに残念だったことを一つ挙げるならば、やはり器とレンゲかな、と。特にプラスティックのレンゲの使い心地がよくなかった。マイレンゲやマイ箸、用意していくのがベストだったな、と。ちなみにマイ箸は持っているがマイレンゲは持っていない。合羽橋ででも買いに行こうかなどと少し思案したのだが、そもそも外での食のイベント、基本的には行くつもりがないので費用対効果を吟味して今後決めようという宿題にすることにした。

これで大つけ麺博の六感堂さんにきてよかったー、で普段なら終わるところなのだが、もうちっとだけ今回は続くんじゃ。

まず、食べ終わったあとに容器をゴミステーションというところに捨てにいくのだが、そこで投票用のコインとつけ麺の達人のクレーンゲームに挑戦できるチケットと交換してもらえる。

投票用のコインはもちろん六感堂さんへ。清き一票として投票。

そしてつけ麺の達人のクレーンゲームは残念ながらラーメン一杯しか食べなかったのでチャレンジは一回のみ。見事に失敗、参加賞のみもらった。

クレーンゲームは残念だったが全般的に大つけ麺博、満足度高かった。

それではご馳走さまでした!

(所要時間2時間くらい)

余談:大つけ麺博の楽しみ方のまとめ。

ちなみに大つけ麺博はどう楽しめるか、をおまけでまとめておこう。わたしがどう楽しんだかになってしまっている感はあるがそこは平にご容赦。

  • チケットはセブンチケットで事前に買っておくのがお得。
  • エントランスは正面より中程のところから入るとつけ麺とラーメンの両陣営の真ん中に入れるので不公平感がない(正面から入るとつけ麺の側に出るので不公平感がある)。
  • 第4陣で六感堂さんにいくならトッピングは全部頼むべし(原価率104%とからしいので客にはおいしすぎる)。
  • ラーメン写真はフォトブースで撮ると高まる。
  • 食べ終わったらゴミステーションに容器を捨てにいくべし。
    そうするとそこで投票用のコインとつけ麺の達人のクレーンゲームのチケットをもらえる。
  • 投票は六感堂さんにすべし(暴論)。
  • クレーンゲームはやっとくべし(失敗しても参加賞は一応もらえる。海苔一枚だがw)。

以上だ!

余談:まさかの人物とまさかまさかの邂逅!?

最後の最後にさらなる余談というかおまけ。

途中の六感堂さんの写真のところで少し書いたまさかの邂逅ってなんやねん、という話を書いておこう。

ちなみにあの写真はラーメンを食べ終わってお借りしていたお盆を返しに行く前に撮ったものだ。

返すついでにお店の外観を撮ろうとしたらキング氏が満面の笑みでポーズをとってくれた、のだが、実は満面の意味にはもう一つ意味があったのだ。ホント、キング氏、悪い人やー。

写真を撮り終えたらキング氏が「来い来い」するのでなんだろうと行ってみると、なんと、、、なんと、、、、そこにいたのは、森本聡子ラーメン女子博P女史?!

謀られた!!?嵌められたわー!!?きっつー。

やっぱりキング氏、あんた悪い人やー!

あまりにも予想だにしていなかった邂逅となってしまったため、しどろもどろで気の利いた悪口雑言も浮かんでこない、きっつー。アドリブ弱し、くっそー。

普通に自己紹介し、わたしの女史に関するブログエントリはラーメンおじさん一流のブラックジョークなんでw と言ってしまう始末。

しかし、そこは森本女史やりおる。面白くしていただければよいとの返し。場慣れしている。一枚上手や。悔しい。

しかし、そこまで本人に言ってもらえてしまっては遠慮なくブッコんでいくしかなかろう。滞ってしまっていたが、先日、予告編で書いた内容のエントリを少しずつ卍解していこうじゃないか!

ふっふっふ、首を洗ってまっておれ、森本聡子ラーメン女子博P女史!次は負けん!

では今回はこんなところで、そんじゃーね!!

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

余談(追記):やっと使うことの出来たフミコフミオさん語録。

復習らーめん【'16年143杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鶏出汁SOBA('16年10月23日週末限定)

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂の鶏出汁SOBA

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大つけ麺博2016の第4陣に参陣する六感堂さんの予習に最適の限定麺だった!これをさいっこーと言わず何をさいっこーというのか!?


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 鶏出汁SOBA (2016年143杯目)
  • 値段: ¥690 +ゆずみつば200円+チャコ飯250円
  • 日付: 2016-10-23
大つけ麺博の準備に大わらわでもきちんと週末限定という仕事は完遂する六感堂さん。

大つけ麺博第4陣に参陣中はお店での営業は残念ながらお休みの六感堂さん(スタッフ総出で出てしまうので致し方ない)。

第4陣は10月25日から開始のためこの23日が大つけ麺博前の最後の週末限定。

大つけ麺博に参陣する他のお店のTwitter等をROMっていても思っていたことなのだが、どちらのお店もとにかく準備が大変そうだ。

女の又に力で努力の六感堂さんがどこからそのモチベーションを湧かせているんですかと言わんばかりの情熱で続けている週末限定を土曜日の方は休むくらいなので、よほど大変なのは客のわたしにもヒシヒシと伝わってくる。

それでも週末限定はやりたいという情熱は絶えず、しかもむしろ週末限定のみにして省エネ化を測るあたり、キング氏、本当に抜け目ない。そう、この23日の限定は限定の一メニューだけだったのだ。

その限定のみ一品メニューの告知は以下の内容ね。

本日、大つけ麺博前最後の営業です。
夢の大つけ麺博出店記念プレミアム限定
鶏出汁SOBA
今流行りの鶏と水だけで炊きましたw
690円です。
醤油か塩をお選びください。(店内連食OK)
大盛100円
ゆずみつばに変更は200円
限定のみのご提供となりますのでグリーン麺や通常メニューの販売はお休みさせて頂きますのでご注意ください。
限定のチャコ飯は日南鶏ときのこの五目飯 250円です。
参照:https://www.facebook.com/menyarockando

抜け目はない上に大胆。出汁は水と鶏だけで炊いたという(ラーメン界では流行ってるの?w)。極限の省エネ。水はπウォーターだし、鶏はどこの鶏かは分からないがいいものなのだろうから旨いのは間違いないのだが、本当に大胆だな、と。

言いたいだけなのだが「天使のように細心に、悪魔のように大胆に*1」まさにこのラーメン、この言葉が似合う。

しかしこれまた計算でやっているならすごいことだが、この引き算のラーメン、何気に実は六感堂さんというラーメン屋を大つけ麺博以前に予習復習するには最高のラーメンなんじゃないか、と。つけ麺博の六感堂さんを食べに行く気はすでに満々だったので、そんなわたしにはまさに俺得なラーメン。

混んでいたのでこのあたりはキング氏に聞ける余裕なかったのだが、大つけ麺博終わったあとで聞ける機会があったら聞こう。

ちなみにこの回の限定、鶏出汁SOBAは醤油か塩を選べたのだが、わたしが選んだのは醤油。大つけ麺博での六感堂さんのラーメンはデフォの塩でくることは分かっていたので、ここは醤油でしょう、と。もちろんわたしの好みもある。鶏出汁に醤油、この鉄板の組み合わせがわたしの一番の好みの味なのだ。

価格もデフォなら690円って、これまたきちゃったなあと思いつつ、できるオプションは追加しておきたい欲がわたしにはあるので、ゆずみつばがつけられるというなら六感堂さんでこれを外す手もないでしょうと迷いなく現金で200円。ええ、最初っから財布からま200円用意してましたとも。チャコテンチョーにソッコー渡しましたとも。

大つけ麺博2016第4陣の六感堂さんの予習に最適かつ大胆な引き算のラーメン!
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あらためて六感堂さんのラーメンは美しい。それを改めて感じさせてもらった大つけ麺博2016参陣前最後の週末限定麺!


さて、注文してから待つことは約10分(いつも通り)。

鶏出汁SOBA(醤油バージョン)と御対面である。

思わず言葉になって漏れてしまったのが「うわ、相変わらず今日のラーメンも美しいッスね!」の一言。

すかさずキング氏「ぼくみたいでしょ!?」

。。。一瞬フリーズしてしまった、わたし。あ、やばい、周りの空気も凍りつきそうだ、こらあかんやつやってことで、一秒くらい間が開いてしまったのだが頑張って振り絞って返したのは「ええ、キングはイケ麺っすよ!」

くっそー、1秒もフリーズしてしまうなんて痛恨!!きっつー。

しかし、しかしだ!!

そう、キング氏はイケ麺なのだ。このわたしの言葉には嘘偽りはない。

ダンコ嘘はない!

それを証明しようじゃないか!

以下のツイートは先日つけ麺博に行った際のチャコテンチョーのものを埋め込みさせてもらったもの。

こんないい寝ッぷりのイケ麺をあなたは知っているか?

わたしは知らない。

マジカワイイ!
(ちなみにわたしにその気はない。どノーマルなのでそこのところは勘違いなきようヨロシクお願いいたしたい。)

カワイイよね?!そこのあなたもカワイイと思うでしょ!?

。。。ん?さて、えっと、、何の話だったっけ。そうそう、鶏出汁SOBAの醤油バージョン。はいはい、本筋に話を戻そうね。

食べる前に一つ悔やまれるなあって思ったのが、わたし、ずっと週末限定攻勢していたので、六感堂さんの進化したレギュラーの醤油、食べてなかったんだよねってこと。比較が出来ないw

まあ、そんなことを言っても後の祭り。この目の前の限定を楽しもう。いつもの流儀でまずはスープ一口。おお、まさに醤油に鶏出汁!醤油に鶏の組み合わせでわたしが好きで好きで仕方ないのは仙川のしば田さんの中華そばなのだが、それとは全く異なる味、だが旨い!これはこれで好きだ!!

(ちなみにわたしは流儀としてラーメンにかぎらず食に関してはどっちがいいとか悪いとか言ったことは言わない。そもそも食は個々人で好みが違う。普遍的に優劣をつけることなどできないと思っているし、ナンセンスだと思うからだ。点数をつけたりするのもやりたいヤツはやればいいと思うがわたしはやらない。)

何よりやはりゆずみつばのトッピングをつけてもらったのが大正解。やはりこれですよ、これこれ。引き算と思っているラーメンに足し算しちゃうのはどうかなあ、とは思ったのだけれど、やっぱりゆずみつばはつけたほうが、わたしの中での六感堂さん感が引き立たせられる。鶏出汁の醤油に柚子の風味が清涼感を運んでくる。その主張は強くはないが、強くないのがいい。スゴく、いい。ディモールト、いい!

刻みの紫玉ねぎもいいアクセント。シャキシャキ感がいい休憩になる。

もう一つ足し算しちゃった六感堂Tシャツを着ていく特典のトッピング一品サービスの豚のコンフィも本当に鉄板。個人的不動のトッピング。これがあってのタンパク質補給。最低限足したいオプション。

兎にも角にも進化後のデフォの醤油を食べていなかったのが悔やまれるが、確かに以前に食べた醤油とは違うのは分かった。今回の鶏出汁のコクが違うということなのかもしれないが、さらに旨くなっているのだけは間違いなく感じた。

これは後からの復習になってしまっても平日に醤油のデフォをいただきにこなければな、と。宿題ができた。これはこれで今後の楽しみが増えたと解釈しよう。

そして最後の〆の段にこの回の限定炊き込みごはん(チャコ飯)をレンゲですくってスープにインしながらいただく。実は途中でもつまんでしまっていたが、やはり〆にチャコ飯をスープにインして食べるのはどうにもこうにも鉄板のルーティーン。これありきで一週間をうまく締められるし、翌週を心地よく迎える気構えができる。

あまりに堪能することに夢中になっていたので、気づいたらスープもなくなっていた。恐るべし水と鶏だけで炊いた出汁のシンプルパワー。

これで大つけ麺博にむけての予習準備は整った(今回の限定麺、塩と醤油を連食どうぞって書いてあったが、わたしは胃袋はでかくないのですよ、、、)!!

ご馳走様でした!!!

さて、いよいよ大つけ麺博だ!!!!

(所要時間1時間くらい?)

店舗情報( 2016-09-10 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)
日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 14席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ @Rockan_Do
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 第三弾終了???

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

*1:黒澤明監督とは逆のウォーズマンの言葉

復習らーめん【'16年141杯目】煮干そば流。(北区上十条)の煮干スワロー

目次

本日のおしながき:煮干そば流。(北区上十条)の煮干スワロー

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前回の提供からさらにすっきり感が増している印象を覚えた半年ぶりの煮干スワロー。


  • ラーメン屋 / 煮干そば流。
  • 今日の一杯 / 煮干スワロー (2016年141杯目)
  • 値段: ¥980 (大盛価格)
  • 日付: 2016-10-17
半年ぶりに帰ってきた燕三条系背脂チャッチャ系の煮干スワロー。

煮干そば流。さんの10月の限定は以前にも提供のあった背脂チャッチャの燕三条系インスパイア、煮干スワロー。

前回の記憶も新しかったので、提供開始の報を知るや当日に伺ってしまった。

煮干そば流。さんのオペレーションは曜日や時間によるシフトなのか月曜日に行くと手塚店主がいないことが多い。お名前を未だ存じ上げないのだがスタッフのとても雰囲気のいいお兄さんが今回の煮干スワローを作ってくれた。

自家製麺を存分に味わうために今回は麺大盛での注文。
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燕三条系の背脂チャッチャ系の G 系にもかかわらずそこま見た目にガツガツ感がないのがすごい(褒めてます)。


前回は並盛りで頼んだのだが、今回は流。さんの自家製麺を存分に味わいたかったこともあって大盛を頼んだ。

前回の煮干スワローが初めての提供(だと思っているのだが)で今回が二回目の提供だと思っているのだが、前回とは若干の作り方を変えた印象を受けた(まあ、気のせいなのかもしれないのだが)。前回は並盛で今回は大盛なので見た目に大分違って見えたこともあるのかもしれない。

感じたのは、前回も見た目には背脂チャッチャが豪快でいかにも脂ギトギトしてそうに見えて実際はとてもあっさり食べやすいという見た目と味わいのギャップに興奮するラーメンだったのだが、今回はさらにあっさりを追求してきた印象を覚えた。

あっさりしているのだが、適度な背脂の濃厚さというかコクというかはしっかりしているので、大盛にした麺の食の進みがとてもよい。

相変わらずというか、気持ちパワーアップした印象のあるバーナーで焼きの入ったブツ切りのチャーシューもジューシーで旨い!

途中で味に飽きてしまいそうだが、そこは食休めに途中しゃきしゃきとした刻み玉ねぎが一役買う。

さすがにあっさりとは形容したがスープは結構濃厚なのでスープは残させてもらったが、塩分を気にしさえしなければ、最後の一滴まで飲み干したくなる一杯だった。

G 系なので提供期間中にもう一度、というのは控えようと思うのだが、また是非やってほしいメニューだ。スワローの名の如く、三度四度とツバメ返しとしゃれこんでほしい。

温麺の美味しい季節になってきたので、また今度はレギュラーメニューのアブラ煮干そばが食べたくなってきた。

次回は限定に釣られなければそれにしたい。それにしよう。

ご馳走さまでした!!

(所要時間20分ほど)

店舗情報( 2016-11-01 現在)
項目 詳細
店名 流。(ル)
ジャンル ラーメン、つけ麺、油そば
住所 東京都北区上十条1-13-2
交通手段 十条駅北・南口より徒歩3分十条駅から85m
営業時間 [月、水-日]11:00-21:00ランチ営業、日曜営業
定休日 火曜日
席数 8席(カウンターのみ)
個室
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場
ホームページ https://twitter.com/nibo_suke
オープン日 2014年11月12日
看板メニュー 煮干そば
ラーメンラリー有無

お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年140杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鴨出汁追いあごしおSOBA('16年10月15,16日週末限定)

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂(豊島区東池袋)の鴨出汁追いあごしおSOBA

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体育の日の限定よりもこの回の限定の方がわたしは好みだったりする。


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 鴨出汁追いあご塩SOBA(2016年140杯目)
  • 値段: ¥1,000 +チャコ飯(日南鶏の五目ご飯)300円
  • 日付: 2016-10-15
個人的には体育の日のあっという間に捌けた限定よりもこの日の限定のほうが好き!

体育の日の松茸限定麺がまさかの開店1時間で売り切れてしまった六感堂さん。

これはもしかして六感堂さんの週末限定麺のブーム来ちゃった??

だとしたらノンビリ行くと下手すると食べれなくなったりしたらやだな、と。

と、言うわけでこの日はいつもより気持ち早めにお店に伺ってみた。

しかし、いいのか悪いのかわたしの懸念は杞憂。むしろなぜかこの日に限ってはほとんど人が来ていなかった。

おかげさまでキング氏との会話に花を咲かせることができたので、とてもありがたかったのではあるのだが、体育の日の限定もとても贅沢で美味しかったし、非の打ち所はなかったけど、むしろこの日の限定のような鴨出汁やアゴを使ったラーメンこそ美味しいのだがなあ、と。ちと納得いかないな、と。

高い素材を旨く調理するプロの腕にも感嘆するわけだが、それよりは見劣りはしつつも通常の流通の範囲で手に入るいい素材を組み合わせてつくるラーメンの方がわたしは好きだったりする。

別で書こうと思うネタではあるが、例えばトリュフオイルを使ったメニューなどは間違いなく旨いし、それを使いこなすのには相応の技術が必要なのは分かるのだが、どこのラーメン屋などとここでは言わないが、トリュフオイルを使うとすべてがトリュフオイルに喰われてしまってトリュフオイルラーメンになってしまうのよね。キング氏と別で話した際に氏もトリュフオイルは旨いけどこんなのを使うのは邪道と本人が言っていたのを聞いて、やっぱりこの人は素晴らしいと思ったものだ。それを邪道と知りつつ、蛇の道は蛇として高級食材を使うのと、ただ高級食材に踊らされるのとでは天と地ほども食に向き合う姿勢が違う。わたしは食べる側だが、高級食材に踊らされるよりは、適度な食材の旨味を組み合わせて全体を高めたようなメニューが食べたい。そう、長々と書いてしまったが、ようはこの回の限定麺の方が体育の日の限定よりもわたしは好きだったということ。

一番の目玉は大つけ麺博第4陣でも披露されるグリーン雲呑!
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グリーン雲呑、見た目も映えるし、味もグレート!


では、脱線から本題の限定麺の話に戻そう。

待ち時間は通常どおり約10分。鴨出汁追いあご塩SOBAと御対面。

最初の一口目はいつも通りのスープから。鴨出汁が前面にアゴ感は抑え気味な印象。しかし塩スープとしてはかなり味がしっかりと感じられる感じで薄口の六感堂さんには珍しい感じ(週末限定では濃い口はさほど珍しくはないのだが)。醤油に鶏出汁というのが個人的には一番好きなのだが、塩もいいなあ、と思わされた味。

合鴨のグリルもスープにベストマッチ。皮の焦げ感がわたしは好きだ。

六感堂Tシャツを着て来店のトッピング一品サービスは定番の豚のコンフィ。合鴨だけでなく豚のコンフィも食べられたことで満足度は極大に高められた。

そして何より今回の目玉は本邦初公開となったユーグレナ配合の雲呑よね。

来る10月25日の火曜日から大つけ麺博に参陣する六感堂さん。

個人的にイベントのチラシにメニューの写真載っているので、メニューは出店前から決めているものだとばかり思っていたのだが、どうやらギリギリまで煮詰めている模様(少なくとも六感堂さんはギリギリまで煮詰めている感を感じた)。

その大つけ麺博で出すものの予行演習的な位置づけもあってか披露されたのが、この回の目玉、ユーグレナ配合の雲呑。大つけ麺博本番ではトリュフオイルを使うそうなのでもっと濃厚な味付けになると思われるが、この回のあっさりした雲呑も私は好み。こっちで行くのもありなのでは?と思わなくもなかった。とは言え、大つけ麺博の本番以前に試食にあずかることができたようで、ちょっとした優越感に浸ったりなんてしてみたりできちゃったりで、まあ、ようは大満足ですよ。

本来、屋外の食のイベントは行かないわたしですが大つけ麺博は行こうと思っているので、六感堂さんの大つけ麺博は楽しみでならない。何よりこのときのグリーン雲呑が大つけ麺博行く気がかなり失せていたのを呼び戻してくれたからね。絶対に行きますよ。

最後はこの週の限定炊き込みご飯(チャコ飯)。この週は日南鶏の五目ご飯。それを残ったスープに浸して食べたりそのまま食べたりしていつも通りに〆た。

お店的には空いてては困るのだが、空いてるとキング氏はじめスタッフの方々とちょっとした話に花を咲かせることができるので、この週はとにかく心までホクホクになりました。この時にキング氏と話したことなどはスピンオフ的に別のブログエントリに書こうと思っている。

美味しい週末限定はもちろん、いろいろとブログのネタになることまでいただいてしまって、キング氏はじめ六感堂のみなさん、本当にご馳走様でした!!

(所要時間20分ほど)

店舗情報( 2016-09-10 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)
日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 14席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ @Rockan_Do
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 第三弾終了???

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年139杯目】麺処さとう(世田谷区野沢)の4種の煮干しそば

目次

今日のおしながき:麺処さとう(世田谷区野沢)の4種の煮干しそば

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よくもわるくも基本に忠実な煮干しそば。唯一残念なのはオリジナリティに乏しかったこと。


  • ラーメン屋 / 麺処さとう 桜新町店
  • 今日の一杯 / 4種の煮干しそば (2016年139杯目)
  • 値段: ¥850 +和え玉200円
  • 日付: 2016-10-12
よくもわるくも基本に忠実な煮干ラーメン。
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見た目の美しさは毎回素晴らしい麺処さとう桜新町店さんのラーメン。


麺処さとう 桜新町店さんの10月の限定麺は基本に忠実な煮干ラーメン。

伺った同日の夜の部にはゲリラ限定の濃厚煮干ラーメンの提供があるのは認識していたのだが、夜に伺うのは難しかったので、昼に伺い通常の限定麺をいただいた。(逃した魚は大きいのかもということで次回があれば目ざとくチェックしていただいてみたいメニューではある)。

公式Twitterでの告知の写真が煮干ラーメンの基本に忠実そうな内容だったので味の方はどうかな、と何か奇をてらったことをなにかされているかなと思ったのだが、見た目通りに基本に忠実。ネガティブに聞こえてしまっていたとしたら悪いのだがこれはいい意味に捉えて欲しい。

ただこの味だとこちらでないと食べれないということがないのでレギュラーにないメニューをやってみましたといった位置づけとして解釈すればいいのかな?という内容だったかな、と。

煮干ラーメンの最近のトレンドに乗って和え玉もあったものだからお調子にのって頼んでしまったが、かなり麺の量があって驚いた。なんとか食べきることはできたのだが、わたしの胃袋の大きさ的には和え玉は頼まなくてよかったかな、と。

しかしわたしは実は未だに麺処さとうさんでレギュラーメニューをわたしはいただいていないので、そろそろいい加減レギュラーメニューをいただいてみないとなあ、と。

11月の限定麺が来る前に一度看板メニューをいただいてみたいな、と。

ご馳走さまでした!

(所要時間15分ほど)

店舗情報( 2016-10-24 現在)

項目 詳細
店名 さとう桜新町店
ジャンル ラーメン、つけ麺、そば・うどん・麺類(その他)
住所 東京都世田谷区桜新町1-13-9
交通手段 東急田園都市線桜新町駅徒歩1分以内桜新町駅から67m
営業時間 11:30-15:00/18:00-23:00
土日祝日 11:30-23:00
※スープ、材料切れ次第終了ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日 無休
カード 不可
席数 17席(テーブル4人がけ1つ/テーブル2人がけ2つ/カウンター9)
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近隣にコインパーキング有)
オープン日 2015年3月21日
看板メニュー hoge
ラーメンラリー有無

お題「復習らーめん」

復習らーめん【'16年138杯目】麺屋六感堂(豊島区東池袋)の松茸と鯛の和えSOBA('16年10月10日体育の日限定)

目次

本日のおしながき:麺屋六感堂の松茸のしお素ラーメン


こんな贅沢な和えSOBAにはわたしは初めて出会った。”あえて”よかった!


  • ラーメン屋 / 麺屋六感堂
  • 今日の一杯 / 松茸と鯛の和えSOBA (2016年138杯目)
  • 値段: ¥1,600 +チャコ飯(松茸ご飯)350円
  • 日付: 2016-10-10
出ないことを覚悟の上の限定麺ですね、ワカリマス、と思って行ってみたら、、、

体育の日の六感堂さんの限定麺は、松茸と鯛の和えSOBA。10月08,09日に引き続いての松茸を使った限定麺だった。

この回は松茸だけでなく、存分に他にも高級食材(ヨダイ)を使ってきていた。さすがに価格も 1,600 円というところまで上がっていた(六感堂史上1番原価掛かっていたそうなので、こればかりは避けようがなかったのだろう)。

おそらく10月08,09日の松茸限定麺でお客様サービスのための抑えた仕様でもはけることができたので、この回はおそらくキング氏がやりたいことをやってみたっていうところなんだろう、と解釈した。出ないことを覚悟の上の限定麺なわけですね、ワカリマス。ちっとお高いですがお付き合いしますぜ!と今回も予定調和で伺うことは決定事項。

10月08,09日の松茸限定麺は売り切れにそれなりに時間がかかっていた(売り切れの告知は 4:10pm くらい)ようだったので、価格がよりあがったこの体育の日の松茸限定麺は同じくらいまで、もしくはもっと遅くまであるだろう、なんて思いつつ、お店に伺ったのは開店から30分後の11:30amくらい。

まさかの行列?!!!!

しかし、11:30amの時点でまさかの外にまで並ぶ行列。

(ここから心の声)

を゛?!

なぜ?????

並ぶ疑問符。延々と並ぶ疑問符。な・・・ぜ・・・?

なぜかフェフってる。なんだこれww

おいおい、ちょと待てよ。。。10月08,09日の素晴らしい素麺のときは外になんて並ばなかったぞ、どうなっているんだ。

一体何が起こっているんだ?

事件は会議室で起こってるんじゃない。六感堂で起こっているっていうのか?!

大丈夫かオレ、体育の日の限定、食べられるのか?

よぎる不安。

ナニコレ、マサカ、オレ、ロッカンドーノ週末限定タベル継続記録コンナトコロデトギレチャウノカ?????

外で待つこと10-15分ほど。お店に入ったのが 11:45am 過ぎ。

どうやらまだ限定は、、、、、あった!!!!!

あった、あったよ、限定!!おっかさーーーーーーーーーーっぁん!!!よかった!!!

喜びでおかしくなるテンション。

必死に表情には出さないよう努力。

そして混雑する店内でその変なテンションを気づかれないよう静かに着席。

食券さえ買えればあとは、完成を待つだけ。左手はそえるだけ。

(ここまで心の声)

※ちなみにどうしてこんなにフェフったのかは、その後もよくわかっていない。ミーハーラヲタが松茸に釣られてやってきた説が濃厚だとか。

贅沢食材を贅沢に混ぜて食べる。至上の贅沢、それが松茸と鯛の和えSOBA。
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贅沢な食材を贅沢に混ぜて食べるという贅沢。


調理の待ち時間は例によって10分ほど。

ついに松茸と鯛の和えSOBAとご対面。まさにキミと”あえて”良かった!

見た目の美しさだけに関して言うと10月08,09日の限定麺の方が個人的には美しいなと思いつつ。もう食材が明らかに豪華。六感堂さんの告知文から引用させてもらうと以下のとおり。

香味油は松茸とマッシュルームで取り。
ソースは鯛と玉ねぎ、松茸とエリンギで作りました。
トッピングには鯛の昆布締め、鯛のポワレ、焼き松茸を一本丸々。
引用:https://www.facebook.com/menyarockando/

プリプリとした鯛の切り身(昆布締め)に、鯛のポワレ、焼き松茸。そのままそれぞれを食べたい気持ちを抑えつつ、和えそばなので、いきなり豪快に混ぜてしまう。なんという贅沢なんだろう。少々の後ろめたさや罪悪感も感じつつ、一番美味しい食べ方は間違いなく混ぜることなので混ぜてしまう。

そして存分に混ぜ終わったあとに、ひとくち食べる。うまい!!

和えそばにはもはや御託なんて並べる必要性がない。

1,600円の贅沢和えそば。贅沢な食材を豪快に食べるという贅沢。しかも美味しいときたらこれ以上の贅沢があろうか、いや、ない。

この和えそばと、限定炊き込みご飯の松茸の炊き込みご飯を交互に口の中にほうばる。ほうばり尽くす。

一点だけ半分ほど食べたところで、ライム(ライム、だったと思う多分)で味変。これで最後の味変。すっきりと引き締まった味で最後まで美味しく完食。

ちなみにあとで確認したら12:02pmで限定完売の告知がでていた。わたしが食べれたのは本当にギリギリだったようだ。

松茸と鯛の和えSOBA、食べれてよかった。

ご馳走様でした!!

(所要時間25分ほど)

店舗情報( 2016-09-10 現在)

項目 詳細
店名 麺屋六感堂
ジャンル ラーメン
住所 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101
交通手段 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m
営業時間 11:00~21:00(売切次第終了)
日曜営業
定休日 火曜日
カード 不可
席数 14席
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(近くにコインパーキングあり)
ホームページ @Rockan_Do
オープン日 2014年4月23日
看板メニュー 塩グリーン麺ゆずみつば
ラーメンラリー有無 第三弾終了???

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」