ボクはらーめ人間Z。らーめんを通してしか物事を考えられないまともない人間。日々タンタンとブログを書いている。ここ数日、日々タンタン日々タンタンと言い続けているので担々麺が気になってしかたがないのだけど東京都豊島区大塚のミシュラン一つ星は行列がひどくなってしまったので興味ない。行列嫌い。むしろ本格的な汁なし担々麺の方がボクは好きだ。早くまとも人間になりたい。
巷のまとも界では宮﨑駿さん(以降ハヤオさん)が「ボクやっぱり引退しないってよ。」と話題だ。そもそもボクはハヤオさんが引退すると信じていなかったのでナニを今さら言っているのかという感じだった。ハヤオさんと言えば引退詐欺のパイオニアだ。オオカミ少年ならぬオオカミ老人。ここまできたらショートムービーでいいのでオオカミ老人という自虐的作品を世に公開してみたらヒットするのではないだろうか。ボクはそんなハヤオ作品が観てみたい気がしないこともない。
ボクはさほどジブリファンというわけではない。ライト層。普段テレビを観ないけど年に一度くらいは「バルス!」とみんなと一緒に叫ぶためにプレミアムな金曜日に早く家に帰るようにしたり、ムスカ大佐のように「麺が!麺がぁ!!!」と叫んでみたかったり、メーヴェでお空を「舞空術!」と飛んでみたかったり、巨神兵のように「腐ってやがる」とならないように生麺の消費期限に気をつけたり、王蟲のように目を血走らせて歩きスマホしている人たちにはね飛ばされたくなかったり、その者蒼き衣を纏いて金色の野に降り立って「ランランランラララランラン」とスキップスキップしてみたかったり「あなたは豚トロっていうのね!」と無邪気に叫んでみたかったり、ネコバスに乗ってイメージしたらーめん店に瞬間移動してみたかったり、「ここで働かせてください!」とゴネたら雇ってもらえる会社が世の中にあったらそれはブラック企業だよねと思ったり、千と千尋の神隠しをキメるらーめん店主(内部リンク)とは永遠に「えんがーっちょっ!」したかったり「飛ばねえ豚はただのチャーシューだね」と思ったりしている。そんな程度のライト層。ジブリ作品素晴らしいよね。
ところで先日ボクはおうちらーめんをキメていくぞ、徐々に!!ということを書いた(内部リンク)。まだ合羽橋には足を運べていないのだけど、ほしかったラーメンどんぶりはネットで買えることを教えてもらっていたので密かに注文していた。それが届いた。
ボクは《双喜》と《雷文》が入っているこのらーめん丼、実際のらーめん店でも見かけていてボクはずっと欲しかったのだ。この丼をつかっておうちらーめんをキメる。キメるおうちらーめんは《ポニョラーメン》。ハヤオさんとジブリとかけてらーめんと解いたら《ポニョラーメン》しかない。《ポニョラーメン》をキメる。
《ポニョラーメン》についてはスタジオ・ジブリのページが詳しい(外部リンク)。ハムを2枚のせたシンプルならーめんだ。変なこだわりさえ持たなければ誰でもつくれる。麺にも特に今回はこだわらない。スーパーで普通に買えるラ王を買ってきた。マルちゃん正麺にしなかったのはあまりにも昨今の袋麺のパイオニア感が強過ぎて面白味がないなと思ったから。深い意味はない。
必要な具材もこだわるのはハムを使うということだけ。とりあえずもやしとゆでたまごは添えてみた。味付け玉子にまでしている仕込みはできなかった。今後すこしづつこだわったらーめんにも挑戦していこう。
やってしまったなあと思ったのは、せっかく麺をうまく盛りつけられたのに上にもやし、ゆでたまご、そしてハムをトッピングしたら全部隠れてしまったこと。味は、まあ美味しいらーめん店と比べたらおいしいわけがない。ただ、おうちらーめんをキメてみて確実によかったなあと思ったのは、おうちでらーめんをキメる分にボクを不愉快にするものはないってこと。オヲタない(内部リンク)。杯数アッピールない(内部リンク)。女子ラーメンない(内部リンク)。ヌーハラない(内部リンク)。千と千尋の神隠しキメるらーめん店主ない。邪魔者ない。静かにらーめんをキメるのにこれ以上のオプションない。美味しさではない豊かさを感じた。学び。プレミアムってこういうことなのかもとボクは思ってしまった。
ボクがチャレンジできる幅もまだまだ余白が残りまくっている。自家製麺、自家製チャーシュー、自家製味付け玉子、自家製スープなどなどなど。そのひとつひとつに深掘りできる要素はいくらでもあるだろう。ボクのおうちらーめんも終わりはない。
これからもボクはおうちでもらーめんをキメていく。徐々に!!まとも人間への道のりは遠い。終わりない。日々修行。日々修行あるのみなのだ。
参考にしたリンクとか与太話とか。
ハヤオさんが《生涯現役》なのはドキュメンタリーなどを観たりすれば一目瞭然だ。なぜ引退詐欺のようなことを繰り返しているのかは正直ボクには理解できない。キルアのじいちゃん(ゼノ)のように《生涯現役》を前面に押し出した方がボクは潔くてカッコいいと思うのだけどね。
原材料名
めん(小麦粉、食塩、チキンエキス、植物油脂)、スープ(醤油、植物油脂、食塩、香味油、糖類、香辛料、メンマパウダー、大豆食物繊維)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、カラメル色素、増粘多糖類、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB2、乳化剤、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、乳成分、豚肉を含む)
引用:日清ラ王 醤油 5食パック | 日清食品グループ
ちゃんと製品ページに原材料表を載せてくれているのがありがたい。化学調味料の使用有無、酸化防止剤の使用有無、そういうのを事前に確認できるからある程度の覚悟をもって食べられるからね。
(お題「おうちらーめん。」によせて書きました。アイキャッチはてへぺろのイラスト(おじいさん)。気持ちこのイラストはハヤオさんのためにつくったんじゃないかというくらいしっくりきている。いらすとやさんの汎用性はおそろしい。)